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ブライダルチェックと妊娠

ブライダルチェックと妊娠

ブライダルチェックと妊娠

妊娠が分かってからでは遅すぎることも、定期健診は必要です。

ブライダルチェックとは、結婚前に、これから人生を共にする二人が健康に過ごすために行なうメディカルチェックのことです。女性の場合は、将来の妊娠を踏まえた検査が必要になります。

内容は性感染症、婦人科良性疾患(子宮筋腫、卵巣腫瘍)、子宮奇形、子宮がん検診、更に、肝炎チェック(B型、C型)、肝機能、腎機能、貧血、血液型、糖尿病、血圧、風疹の抗体検査などがあります。 私見ですが、結婚年齢が上がってきているせいか、妊娠の診断と子宮筋腫や卵巣腫瘍などの診断を一緒にするケースが増えてきています。妊娠という喜びの中、子宮筋腫や卵巣腫瘍の病名を告げなければならない時は非常に複雑な思いをします。
子宮筋腫を合併した妊娠の場合、流産早産のリスクが高まります。あくまでもリスクの問題ですので、何も無く正常に分娩される方も多いのですが。また、妊娠中の筋腫は変性をきたし、疼痛を起こすことがあります。
この疼痛はかなりのもので、妊娠中ですので痛み止めを使うわけにもいかず、やむなく手術(筋腫核出術)をしなければいけないケースがあります。
分娩の際も、筋腫のできている場所によっては胎児の下降が進まず、帝王切開を選択せざるを得ないことがあります。更に、分娩後は子宮収縮が不十分となることもあり、出血量が多くなることもあります。

妊娠と卵巣腫瘍の合併もよく見られます。卵巣腫瘍の場合は、それが良性なのか悪性なのかの診断が先ず必要ですが、卵巣の場合その診断は子宮に比べ難しいのです。妊娠していなければCTやMRIなどの画像診断が可能ですが、妊娠していると胎児への影響を考え積極的には行なえません。

子宮癌検診も今や20代から積極的に行なう時代です。20代の子宮癌が増加しており、妊娠中に初めて子宮癌検診を行なうということは避けて欲しいと思います。 今まで述べた婦人科疾患はあるいは検査は、妊娠する以前に定期的に行なうことが必要です。妊娠と同時にそれらの疾患を診断されるのは肉体的にも精神的にもかなりの苦痛だと思います。
産婦人科は敷居が高いです、でもそんなことは言っておられません。明らかに、婦人科疾患は増加しており、発症年齢が若年化しております。

ブライダルチェックいや婦人科チェックを1年に一回は受けてください。絶滅危惧種の中年男性産婦人科医からの切なる願いです。

2013-06-18 11:26:25

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