年齢問わず男性なら誰でも大好きな行為……クンニリングス!!
自分からクンニして欲しいとアピールしてくる女性はそう多くないものの、とあるデータではクンニされるのが大好きという女性も急増中とのこと。
しかしながら大好きなクンニを行った数日後
そんな場合、ちょっぴり危険な状態かもしれません。
クンニを単なる前戯とお考えの男性も多いですが、性病感染の視点でみるとクンニはかなり感染リスクの高い危険な行為なのです。
当記事では、そんなクンニ大好きな男性諸君にむけ
- なぜクンニが危険な行為なのか!?
- 感染しちゃったかもしれないクンニで感染しやすい性病4種
を徹底解説します!!
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なぜクンニが危険な行為なのか!?
当記事をご覧のアナタは恐らくクンニ好きなハズ。敢えて説明不要かと思いますが念のためクンニについて説明しておきます。
ウィキペディアによるとクンニリングスとは……
クンニリングスは、女性器を直接舌や唇・歯などで舐めて性的刺激を与える行為。オーラルセックスの一種。俗ラテン語のcunnusとlingereが語源である。日本語では「クンニ」と略すことが多い。セックスの際にすることが多い
クンニリングスは口から性器への愛撫の一種であり、受け手に幅広い性感を引き起こし、中でもクリトリスの感覚が非常に重要である
超かんたんに一言でまとめるなら、『男性が愛撫の一環として挿入前にクリトリス等を舌や唇・歯などで舐める行為』のこと。
そこでもしかすると
と慌てている男性もおられるでしょうが、結論からいえば……
YES!!
残念ながら普通に感染します。
むしろここ数年はクンニ(フェラもふくむ)などのオーラルセックスによる性病の拡散が大きな問題となり
厚生労働省も注意喚起しているほど。
ある意味、セックスでは必ずコンドーム着用している男性の場合、性器感染より口腔感染の方が深刻な問題かもしれませんよ。
性器⇒口腔内、口腔内⇒性器、口腔内⇒口腔内という予想できない感染経路
通常、性病の主な感染経路といえば性器⇒性器というのが一般的でしたが、
このように若い年代を中心にクンリニングス、フェラチオとオーラルセックスがごく普通となったこともあり、
これまでの性器⇒性器という感染経路にくわえ
- 性器⇒口腔内(クンニ・フェラ)
- 口腔内⇒性器(クンニ・フェラ)
- 口腔内⇒口腔内(ディープキス等)
など感染経路のパターンもより多様化してきました。
中でもクンニ好き男子がもっとも注意してもらいたいのが、クンニで口腔内に性病感染したことに気づかない…という自覚症状のないケース。
特にオーラルセックスで、性器から口腔に感染した場合は無症状のことが多いので、自分が感染していることに気付かないままに、更に別の性交渉相手にオーラルセックスを介して性器に感染させてしまうことがあります。
引用 厚生労働省
と口腔感染の場合、けっこうな確立で自覚症状がない人も多いのため、知らずに拡散されやすいと厚生労働省注意を促しています。
もしアナタが口腔感染に気づかず他の女性とHしてクンニしてしまえば、今度は口腔内⇒女性器というパターンでさらに性病が拡大、さらにその女性が他の男性にクンニされれば新たな男性が口腔感染……とエンドレスに性病が拡散されてしまいます。
喉の違和感、チンポの痒み・排尿痛など多少でもある場合、1日も早く簡易検査して性病なのかご確認ください。
【発表】クンニリングスで貰いやすい性病TOP4
ここまでクンニの危険性をご紹介しました。
そこで今度はご覧のアナタも感染しちゃったかもしれないクンニリングスで貰いやすい性病を4つに絞ってご紹介!
以下の性病の多くは感染後、数日間~1週間の潜伏期間をへて喉の違和感、扁桃炎のような痛み、口腔内のブツブツ、痛みを伴います。(参考:【性病いつから症状でる?性病検査すぐに!】潜伏期間と検査可能な期間まとめ)
まずは各性病の症状とアナタの症状を照らし合わせてみてください。
クラミジア感染症(咽頭クラミジア)
当ブログの性病体験談でも最多出場かもしれない、感染報告数の多い性病といえばクラミジア感染症。
クラミジア・トラコマティスという菌が引き起こす病気です。淋菌感染症と同様の感染部位ですが、潜伏期間は1~3週間ですが、男性の尿道炎でも症状は弱く、半数が気付かないまま保菌しています。より深部の精巣上体炎(陰嚢内容が腫れて痛くなる)で発症することもあります。女性でも7~8割が子宮頸管炎の状態では気付かず、腹膜炎症状で発症することも少なくありません。症状がないままに卵管癒着等が起こり不妊症の原因となることもあります。治療は深部感染に至っていなければ、抗菌薬の内服で治すことができますが、精巣上体炎や腹膜炎では、かなり長期の投薬が必要です。
引用 厚生労働省『オーラルセックス(口腔性交)による性感染症に関するQ&A』
深刻な性病ではありませんが、女性の7~8割の方が初期段階では自覚症状がなく気づいていないのがポイント。
もしアナタがクンニした女性が、その7~8割に含まれている可能性も無きにしもあらず。非常に感染力の強い性病なので注意が必要です。
とくに風俗店でクンニしてしまった場合、
と一般の女性にくらべ性器・咽頭とどちらも感染しているケースも多いため、かなりヤバい状況だと自覚しておきましょう。
当ブログでは【これってクラミジアの症状?】5分でわかるクラミジア感染チェックリストという記事でクラミジアの確認方法をまとめているので怪しいと思ったら早めにご確認ください。
淋菌感染症(咽頭淋菌)
感染報告数がダントツ1位のクラミジアに次いで多い性病がこの淋菌感染症と性器ヘルペスです。
具体的には
淋菌という菌が引き起こす病気です。男性では尿道炎(尿の出始めの痛み、陰茎の尿道口からの黄色で粘い膿)、女性では子宮頸管炎(帯下増、約半数で無症状)が起こります。潜伏期間(感染機会から症状が出るまで)は2~7日ですが、女性では、自覚症状がないまま、骨盤腹膜炎で発症し、強い下腹部痛をきたすことがあります。更に上腹部まで感染が進展すると肝臓周囲炎を起こし、激烈な上腹部痛をきたします。治療には抗菌薬が用いられ、単回投与(注射)で尿道炎や子宮頸管炎は治る場合が多いのですが、腹膜炎になると入院治療が必要となる場合があります。
引用 厚生労働省『オーラルセックス(口腔性交)による性感染症に関するQ&A』
というのが淋菌感染症の特徴で、当ブログでは【男女別の淋病の症状】淋菌感染症の検査前に知っておきたい原因と治療の全手順という記事でも特集しています。
じつは淋菌感染症もクンニやフェラで感染しやすい性病の1つで、さらに恐ろしいことに
クラミジアと同時感染しやすい……という特徴もあるんです。淋菌との混合感染も多く、淋菌感染症の治癒後も尿道炎が続く場合には、クラミジア感染症が疑われる。
ヘルペス感染症(口唇ヘルペス)
当ブログの体験談でもけっこう多くの方が悩まれた性病として登場するヘルペス感染症。
主な特徴は……
単純ヘルペスウイルスは口唇や口腔内に水疱・潰瘍をきたし、この感染症は痛みを伴い、治っても再発を繰り返します。症状がない時でもウイルスの排泄は続いているといわれ、オーラルセックスでこのウイルスが性器に感染し、2~5日の潜伏期を経て性器ヘルペスとして男性では亀頭や包皮に、女性では陰唇を中心に水疱・潰瘍・痛みをもたらします。治療には抗ウイルス薬の投与が行われます。
引用 厚生労働省『オーラルセックス(口腔性交)による性感染症に関するQ&A』
と他の性病とくらべ、痛みをともなう水疱が数多くできるのが特徴。クンニどころか食事もろくにできないほど口腔内が痛い場合はこのヘルペス感染症が有力候補かもしれません。
ポイントとしては一度感染すると症状がおさまっても完治というわけではなく、免疫力が低下した際に突然発症したりするため要注意な性病の1つといえます。(参考:【ちんちん・膣にブツブツや水ぶくれ】性器ヘルペスの症状や感染経路と治療手順)
梅毒
今回ご紹介する『クンニで貰いやすい性病TOP4』の中でも、クンニ好き男子がもっとも注意すべき性病、感染するとダントツにヤバいのがコイツです。
先日も当ブログの体験談で、【陰部に】彼氏が梅毒を放置していたため感染させられた女性の治療体験談でも登場しましたが……
口唇・口腔内にも梅毒病変ができることがあり、梅毒トレポネーマという菌がオーラルセックスによって、性器に病変を作ります。性行為後約3週間の潜伏期を経て男性では陰茎亀頭部やその上の包皮、女性では陰唇部に初期硬結という痛みのない硬い病変ができ、次第に崩れ、硬性下疳と呼ばれるやはり無痛の潰瘍となります。この病変は自然に吸収され良くなりますが、病気が治ったわけではなく、そのあと全身感染となり、約3か月後にはⅡ期病変と呼ばれる手のひら・足の裏を中心に乾いた発疹が現れ、進んでいきます。治療には抗菌薬が使われます。
引用 厚生労働省『オーラルセックス(口腔性交)による性感染症に関するQ&A』
という性病で、一時的に症状が消えて、しばらくすると再発……と何度も繰り返して4段階に進行すること。
と放置した結果、梅毒がどんどん進行して深刻な状態になるまで放置する人も多いようです。
そもそも梅毒に感染した事実を知らないため、感染中にもかかわらずセックスやクンニ、フェラを続けてしまうため、
ここ数年、他の性病が横ばい状態にもかかわらず梅毒だけは急増中なのです。できれば治療の楽な第一段階で早めに治療開始しておきたいものです。
もしかして……という場合、初期段階でもしっかりと梅毒感染が確認できる簡易検査キットで、感染の有無だけでもご確認ください。
まとめ
以上、三度の飯よりクンニが好き…という男子諸君に知っておいてもらいたい
- 思っているよりクンニリングスは危険な行為ということ
- クンニで貰っちゃいやすい性病TOP4
をご紹介しました。
クンニの最中は無我夢中かと思いますが、今後は少し冷静になって『舐めちゃって大丈夫かな!?』と一呼吸おいてクンニを開始するようにしてください。
また当記事としてはクンニの危険性をお伝えしましたが、決してクンニを否定するつもりもなく、むしろ性病感染に気をつけて積極的にクンニしてもらいたい……こう考えています。
何れにせよクンニの数日後~1週間以内に、咽頭・口腔内に何らかの違和感がある場合、恐らく性病感染しているハズ。とりあえず陰性なら安心できる万一陽性だったらすぐに治療開始できます。
これからも楽しくクンニを続けるためにも、ぜひ性病かどうかご確認ください!