「ニベアやワセリンで肉割れ予防できると聞いたけど本当なの!?」
もしかすると 「ニベア」を始めとした保湿剤が、肉割れや妊娠線ケアに効果があるのかネットで調べていませんでしたか?
本記事では、肉割れ・妊娠線ケアにニベアやワセリンをご検討中のアナタにむけ
- ニベアやワセリンで専用クリームの代用ってできる?
- ニベアやワセリンと専用クリームの大きな違い
をわかりやすく解説した上で、できちゃった肉割れにはニベアよりも効果が期待できるであろう肉割れ・妊娠線に特化したケアグッズをご紹介。
まずはお手軽なニベアで肉割れケアから…というアナタも必見ですよ。
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【結論】ニベアやワセリンで完璧に予防は無理!肉割れや妊娠線を防げない全理由
最後まで読んでもらうのも大変なので、まずは 「ニベアはどれだけ効果があるのか?」そして 「ニベアじゃ肉割れ・妊娠線を予防できない理由」を詳しく解説していきます
ニベアやワセリンは単なる保湿剤なので、ごく初期の頃は多少の予防効果があるかもしれないが、基本的に肉割れを予防するのは無理
シンプルに結論をまとめるとこうなります。以下の成分比較表をご覧ください。
ニベアと専用クリームの成分比較したら一目瞭然だった
ご覧のようにニベアやワセリンには保湿成分ばかりで、肉割れを解消できる成分はほぼ含まれていませんでした。
正直、ニベアやワセリンをメインで期待できるのは、単純な保湿ケア…この部分だけ。なので様子見でニベアを使うのも悪くはありませんが、状況に合わせて肉割れケア商品も使い分けてあげるのが肉割れ解消の近道ですよ。
当ブログの肉割れ体験談で高評価の肉割れクリームを発表
たしかに市販のニベアやワセリンは格安です。なのでまずはニベアで様子をみるのもいいでしょう。
しかしながら肉割れ最大の特徴・・・ 「時間が経過すればするほどクッキリ跡が残りやすい」という部分を考えると、効果があるか微妙なニベアに時間を費やすのも危険です。
そこで当ブログの肉割れ・妊娠線体験談でもっとも評価の高かった肉割れクリームを効果・コスパを重視して選んでみました。ぜひご活用ください。
というわけで、次項ではニベアなどの市販の保湿剤やボディクリームでは肉割れや妊娠線を解消できない理由を、肉割れのメカニズムを解説しつつご紹介します。
肉割れ・脂肪線のできる原因・メカニズム
太ももやお尻にできちゃった肉割れ(妊娠線)…何が原因でできちゃったの?
こんなアナタにとって肉割れケアの最初のステップは『なぜ自分に肉割れができちゃったのか?』肉割れのできた理由や原因を探ること。
肉割れの基礎知識に関しては、当サイトの他の個別記事をご覧になった方はご存知かと思います。
でも詳しく説明してますが、まずは肉割れができちゃった背景・今の状態を知っておくのが解消計画の最初のステップですね。この場ではざっくりと簡単に説明しておきましょう。
肉割れの状態と肌の奥で起こった現実
そもそも肉割れや妊娠線、(ときには脂肪線やデブ線とも呼ばれます)は医学的な症状名ではありません。本来は線状皮膚萎縮症または皮膚線条といった症状を指しています。
線状皮膚萎縮症を根本的に解消する治療法はいまだに無いのが現状ですが、起こるメカニズムや原因はハッキリしています。
短期間の体型の変化や皮下脂肪の増加によって、表皮の奥の真皮層や皮下組織が必要以上に伸ばされた結果、伸縮性の限界に達してブチンと裂けた状態なのです。
初期のできたばかりの肉割れや妊娠線の多くは、表皮上からは赤・赤紫・ピンク色に見えるケースが大半ですが、これは裂けずに薄く伸ばされた表皮を通して、その奥の伸縮性の断裂が透けて見えているためです。
なんとか表皮は菲薄化しつつも、持ちこたえていますが非常に危険な状態といえますね…。
ちなみに時間の経過とともに赤・赤紫・ピンク色の肉割れや妊娠線は、赤みが落ち着いた感じに変化し、しだいに白く光った肉割れに変化します。
これは菲薄化した表皮がターンオーバーを繰り返して厚みがでてくるため。
残念ながら肉割れによって一度菲薄化した部分は、通常の皮膚組織とは細胞密度が違うため、 同じような皮膚感には戻すことは難しいというのが現実なのです。
ニベアやワセリンで肉割れをどこまで改善できるのか!?
では話をニベアとワセリンに戻したいと思います。
こういった肉割れや妊娠線を市販のニベアやワセリンで、どこまで予防・解消できるのでしょうか?
この部分には諸説あるかと思いますが、もともとも肌質や遺伝的要因もあるので一概には判断できませんが、初期の予防なら十分に効果があるのかなぁ…というのが私個人としての実感です。
残念ながら肉割れや妊娠線のできる前兆や予兆を感じている場合、うっすらでも肉割れや妊娠線ができ始めている場合は、ニベアやワセリンでは進行を止めるほどの効果は実感できないって思います。詳しい理由は以下の記事でも解説しています。
というのもニベアやワセリンは、表皮の保湿を目的にしている単なる保湿剤なため、肉割れや妊娠線を防ぐ、解消するためのビタミンC成分や皮膚組織を柔らかくし、柔軟性をあげる成分は含まれていないのです。
もちろん栄養成分が含まれていなければ伸縮性のコラーゲン繊維を強化する働きのある線維芽細胞を活発化させることも不可能なので、肉割れ解消の面では自然治癒のスピードとさほど変わりがない…というのが正直なところといえます。
たしかに初期の予防としては、表皮の乾燥を防ぐ、皮脂膜によって外的な刺激から保護する意味でもニベアやワセリンでもそれなりに効果があるかとは思います。
ですが、実際に真皮層や皮下組織で進行している肉割れや妊娠線を防止するまでの効果は期待できないようです。なので薄っすらとでも肉割れ・妊娠線が確認できたときは素直に専用クリームをつかっておくのが無難だと思いますよ。
どうしてもニベアやワセリンを用いて肉割れ予防や解消を行いたいのであれば、毎日の食生活を見直して、肉割れや妊娠線解消に効果のある食生活にシフトしておきましょう。
肉割れ予防・解消は保湿だけじゃない!線維芽細胞に栄養を届けることが大切!
ネット上には肉割れ・妊娠線に関する情報サイトも数多くあるようですが、中には 「徹底的に保湿してあげることで解消できる!」といったスタンスの情報サイトも見受けられます。
でもあれって本当なのかなぁ・・・というのが管理人の気持ちです。
たしかに肉割れや妊娠線の起こる原因の大きなウエイトを占めるのが 「真皮層の乾燥」…保湿することは肉割れや妊娠線予防と解消には重要な要素だといえます。
ですが保湿だけでは肉割れや妊娠線は予防も解消もできません。
もし可能ならば、ニベアやワセリンだけでも十分に肉割れや妊娠線が解消できるはずですから。
現実的にはニベアやワセリンだけでは予防も解消も不可能…という部分を真剣に考えれば保湿だけでは到底無理なのは一目瞭然ではないでしょうか。
つまり保湿と同時に 「コラーゲン繊維やエラスチン線維を強くしてあげること」 「ターンオーバーを促進してあげること」も重要な要素なのです。
むしろ、でき始めている肉割れや妊娠線にとっては保湿以上に線維芽細胞に栄養を届けることも肝心です。
肉割れや妊娠線の起こっている現場に素早く栄養成分を届けることで少しでも早く肉割れのできにくい伸縮性の高い皮膚、柔軟性の高い皮膚に変えてあげることが肝心です。
時期を逃すと解消するのが難しい肉割れや妊娠線、できるだけ早期に適切な処置をしてあげることが肉割れケアの最重要項目だといえるでしょう。さっそく肉割れケアを開始したい!という方は、以下のページも合わせて参考にしてみてください。
※市販の保湿剤の肉割れ(妊娠線)解消効果についてはこちら、【マツキヨの妊娠線予防クリーム】薬局のクリームの肉割れ予防効果ページでも詳しくお伝えしていますのであわせてご覧ください。