35〜39歳の男女だと約69％、また22〜24歳の男女間となれば約78％が日常的なセックスで行っているフェラチオ。
しかしながらフェラチオは予想以上に性病感染のリスクが高いという事実をご存じですか？
「フェラしてから喉がイガイガする」
「モノを飲み込むと喉が痛い」
という全女性にむけ、ここではフェラと性病の関係を徹底解説した上で
- 単なる扁桃腺炎と性病による扁桃腺炎の違い
- フェラが原因となる性感染症とは何？
をわかりやすく解説し、あなたの喉の痛みの原因を絞り込んでいきたいと思います。
不安を煽るわけじゃありませんが、淋病やクラミジア感染症などは軽く舐めただけでも高確率で咽頭に感染します。かなり感染力が高いので注意が必要です。
※結論からいうと、もしフェラしてから数日以内に扁桃腺炎のような症状がでた場合、念のため咽頭クラミジアや咽頭淋菌に絞り込んで郵送キットで検査されることをおすすめします。
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フェラして喉がイガイガする人のよくある5つの疑問
フェラの後、喉がイガイガ・喉がガラガラになってしまった方のよくある疑問をまとめてみました。性病なのか、それ以外が原因なのか、気になる疑問をチェックしてみましょう！
性行為後の喉の不快感について 性行為後、喉が不快に感じる理由について、2つの主な要因が考えられます。
性病は性器だけでなく、性行為以外でも感染することがあるため、オーラルセックスやディープキスなどの性行為に準ずる行為の後に喉の不調を感じる場合、医療機関で検査を受けることをおすすめします。
性感染症による喉の痛みは、風邪の症状がなく、口腔性行為の後に発症する場合、性感染症の可能性が高まります。また、風邪の症状がないか、通常の風邪薬では改善しない長期間の喉の痛みも、性感染症の兆候と言えます。
咽頭クラミジアは自然治癒しないため、感染を放置しても症状が消えることはありません。
咽頭クラミジアなどの性感染症について、診療科は性感染症内科（性病科）や婦人科があります。咽頭クラミジアの症状が風邪に似ているため、内科や耳鼻科で診察を受けることもあります。
フェラやフェラの覚えがない…だったら普通の扁桃炎が濃厚
扁桃腺の腫れや痛み・・・いわゆる通常の扁桃炎の場合、細菌もしくはウィルスが原因となります。
その場合はしっかりと抗生物質を服用して喉を休めることでたいていは短期間で回復するはずです。
「ここ最近、フェラはもちろんセックスしていない…」こんな方は性病からくる扁桃腺炎という可能性はないのでご安心ください。
そこで以下に単なる扁桃腺炎と性病による扁桃腺炎の違いにについて解説します。
通常の扁桃炎と性感染症からくる扁桃炎の違いとは？
通常の扁桃炎について、その症状と原因、治療法を簡単に解説しておきます。
扁桃炎に罹ると咽喉と扁桃が赤く腫れて白い膿栓があらわれる。
主な症状としては38度以上の発熱、咽頭の痛み、悪寒戦慄、 倦怠感、頭痛、関節痛に加え、顎の下や頚部のリンパ節の腫れなどで、痛みが耳や側頭部に広がることもある。
高熱を出すため、高熱に特徴的な症状が多い。
扁桃炎 – Wikipedia
主にインフルエンザ菌、溶血連鎖球菌、肺炎球菌、黄色ブドウ球菌といった常在菌が原因となり、主に過労や喉の乾燥などが引き金となって増殖して扁桃炎を引き起こします。
なのでセックスもしばらく無し・・・だけど仕事がハードで慢性的に疲れ気味という場合、単に免疫機能が低下して、たまたま扁桃腺炎という症状がでた可能性が高いといえます。
扁桃炎の初期段階
初期段階の扁桃炎の場合、喉が赤く腫れわずかな痛みが生じます。
また飲食時に喉に違和感を感じるども扁桃炎の特徴です。
喉の腫れや痛みが激しい場合、単純に急性扁桃炎の可能性も！
上記の喉が赤く腫れ、痛みや飲食事の違和感だけでなく、38度以上の発熱、頭痛や倦怠感、関節痛や寒気も伴っている場合、急性扁桃炎の可能性もあります。
この場合、自宅療養でそう簡単に治癒するものではありません。早急に病院やクリニックを受診してください。
扁桃炎の治療と対策
基本的に扁桃炎の治療には、ペニシリン系抗生物質の内服と、症状にあわせて喉の消毒や鎮痛解熱剤を併用します。
ですが扁桃炎を頻繁に繰り返し発症してしまう方、扁桃炎による発熱が激しい方、または扁桃炎により呼吸が苦しくなってしまう方、血尿がみられる方、こういった場合は手術が必要となるケースもあります。
いずれにせよしっかりと症状を医師に伝え、内服薬で治療するか手術するかは医師の判断におまかせください。
数日以内にセックス（フェラ含む）をした！性病による扁桃腺炎が濃厚！
初期の扁桃腺炎の場合、その症状から
- 性病によるものか？
- または単なる扁桃腺炎なのか？
この部分を見分けるのは、正直至難の業だと思います。
症状に大きな違いがみられないため、日々、多くの患者さんを診ている医師の先生をもってしても最終的には性病検査をしなければ確定できないものです。
ただ軽い症状のため、本人も自覚しないまま、性病に感染したままセックスやオーラルを続けている男女も非常に多いのも事実。
たまたまパートナーには自覚症状がまったく無いため、フェラで感染した自分だけ症状がでるケースもよくあります。
なのでパートナーに症状が無いから性病という可能性は無い・・・というのは早計です。自分が感染していた場合、1日も早くパートナーに伝えてみてください。
フェラやフェラが一般化して扁桃炎など喉から感染するケースが急増中！
まずは以下のグラフをご覧ください。
こちらのグラフにもある通り、近年、フェラチオといったオーラルセックスが一般化しています。
結果、一昔前にくらべても性感染症の感染経路が複雑になったため、性器から喉の粘膜に感染する性病（性感染症）も増加の一途を辿っています。
性病や性感染症というと、どうしても挿入の有無で判断しがちですが、中にはフェラやフェラによって高確率で感染する性感染症も意外と多くあります。
なのでここ数日間で挿入に関係なく、フェラを含めて何らかの性行為があった、かつ数日以内に喉の違和感、ブツブツ、腫れ、痛みなどみられた方。
そんな場合、とりあえずは性病による扁桃炎を疑ってみてください。
フェラで扁桃炎を引き起こす性病とは？
では引き続き、『フェラで感染する扁桃炎の原因』について。
まず扁桃腺の腫れや痛み、違和感の出る性病として有名なものといえば咽頭クラミジアと咽頭淋菌の２つを挙げることができます。
また以下のような方
4日前に初めて風俗を利用しました。
舐めてと言われたので、フェラしました。した後になって病気が怖くなってきたのですが、一昨日あたりから喉に違和感があります。
引用 ヤフー知恵袋
こんなフェラを行って喉の違和感という場合、咽頭淋菌あたりが濃厚だといえるでしょう。
風俗と性病については以下の記事でもまとめておきます。あわせてご覧ください。
【風俗で性病に感染!? 】ソープ、ヘルス、デリヘルで注意すべき性感染症まとめ
まずはクリニック、または性病検査キットで上記の2つだけはチェックしておいてください。
因みに感染していた場合、どちらも非常に感染力が高いという特長があるため要注意。
つまりそのままフェラを行えば、今度はパートナーの性器にクラミジアや淋病を感染させます。それもかなりの高確率です。
パートナーのためにも一度STD検査をし、必要とあればしっかりと治療してくださいね。
以下に咽頭クラミジアと咽頭淋菌についてまとめておきます。
咽頭クラミジア
クラミジアの病原体が喉の粘膜に感染し、扁桃炎や風邪に似た異常を引き起こします。
咽頭クラミジアに感染しやすいタイプ
- 彼氏にフェラチオを頻繁に行うという方
- 特定のパートナー以外にもセックスすることが多い
こんな方はむしろ通常の扁桃炎よりも咽頭クラミジアを最初に疑った方が良いかもしれません。
感染経路としては、クラミジアに感染している方の性器を舐めること、または口に含むことで喉の粘膜に病原体が付着することで発症します。
性器には全く症状がでなくとも、喉の粘膜だけに症状のみられるケースが多いのも咽頭クラミジアの特徴です。
ご存知の方も多いかと思いますが、性感染症の中でも以下のグラフの通り、断トツで感染者の多い性感染症がクラミジアです。
咽頭クラミジアか性器クラミジアかで症状に違いことありますが、女性にとってもっとも注意しておきたい性病といえます。
咽頭淋菌
咽頭淋病の場合は、喉から感染が始まり主に喉に症状が現れます。つまり咽頭クラミジアと同様、喉が腫れて痛みや飲食時の違和感がみられます。
パートナーが淋病にかかっている場合、フェラチオを1回行っただけで、10～30％の確率で感染してしまいます。そのため、挿入だけでなく、粘膜の接触にも細心の注意を払う必要があります。
- 喉の痛み
- 咽頭の腫れ
- 咳
- 発熱
これらは症状のほんの一例で、これらを放っておくと咽頭炎や扁桃腺炎を引き起こす可能性があります。
2～7日の潜伏期間がありますので、その間に性交渉やオーラルセックスをしていないか、必ず振り返ってみてください。また、感染の疑いがある場合は、単なる喉の違和感と片付けずにクラミジア・咽頭淋菌を疑っていてください。
また扁桃炎や風邪と見分けがつきにくく、気付かれずに放置されるケースが大半というのも厄介な部分です。
ほかにもディープキスやクンニといったオーラルセックスを中心に感染しますが、すでに咽頭淋菌に感染したパートナーの場合、普通にディープキスなどでも感染しますのでご注意ください。
またセックスの前後に行う愛情たっぷりのディープキスも高リスクで感染させますのでご注意ください。
最近では挿入を伴わないオーラルセックスから感染し、気づいたら病原体が性器に移動し本格化・・・というケースが多いようです。
もし咽頭淋菌をふくめて淋菌感染症の疑いが濃厚・・・という場合、以下の記事を参考にしてみてください。
【オシッコと一緒に白い塊が!!】尿道の痛みで発覚した淋菌感染症の体験談
感染するのは仕方ないですが、本格化する前に早めに検査だけでも行っておきたいものです。
どちらの性病（性感染症）も初期は普通の咽頭炎と変わらない・・・早めの検査が大切！
どちらも初期症状は単なる扁桃炎や風邪の症状に酷似しているため、残念ながら素人には判断できません。
そのため放置されやすく、発覚したときには症状がかなり深刻化しているケースも多いというのが両者に共通した特徴。
気がついた時点で、たいていはパートナーも感染していますので覚悟しておきましょう。
というわけで、これらの症状を感じて内服薬を服用したにもかかわらず一向に扁桃炎の症状が改善されない方。
おまけにパートナーとのセックスでフェラチオが定番・・・という方の場合、咽頭クラミジアと咽頭淋菌からくる扁桃炎をまずは疑ってみてください。
| 販売会社 | 検査キット | 検査キットの価格 |
|---|---|---|
| ＧＭＥ医学検査研究所 | のど(クラミジア・淋菌)検査セット | 5,190円（ ローコストタイプ ） 【ＧＭＥ医学検査研究所 公式ページ】 |
| ふじメディカル | のどセット(男女共通) | 5,000円 【ふじメディカル 公式ページ】 |
| 性病検査ＳＴＤチェッカー | 性病検査STDチェッカー タイプN(男女共通) | 5,940円 【性病検査ＳＴＤチェッカー 公式ページ】 |
| さくら検査研究所 | 咽頭セットB | 5,400円 【さくら検査研究所 公式ページ】 |
単なる扁桃炎と性病（性感染症）からくる扁桃炎が特定できない場合
通常の淋病やクラミジアに比べ、発見されにくく完治するまで長引くと言われる咽頭クラミジアや咽頭淋菌ですが、もちろん抗生物質をしっかり服用することで完治することができます。
ポイントは早期に性病検査を行い、病原体の有無を確認すること。
もちろん過去数週間を振り返って、セックス本番はおろかオーラルもディープキスさえも心当たりがない
こんな方は普通の扁桃炎や風邪の症状という可能性が高いです。普通に耳鼻咽喉科や総合内科を受診してみましょう。
ですが一方、
- セックスでは必ずディープキスやオーラルセックス欠かせない
- セックスのパートナーが複数いる
- 知り合ったばかりの行きずりの相手とセックスをすることが多い
- コンドームを使用しないセックスが多い
こんなフェラ・オーラル大好きっこの場合、咽頭クラミジアや咽頭淋菌からくる扁桃炎の可能性が高いのは言うまでもありません。
なのでいきなり性病科や泌尿器科、婦人科を受診された方がかもしれません。
泌尿器科や産婦人科で性病検査が必要と診断された場合、しっかりと検査が行われますし保険を適用することもできます。対応も迅速なので安心できると思います。
喉の痛みや声がれ、声のかすれの原因が性病の可能性が高い場合、パートナーと2人で検査！
咽頭クラミジアや咽頭淋菌といった性病（性感染症）からくる扁桃炎という可能性が高い場合、できればパートナーの方にも性病検査を行ってもらうことをお勧めします。
というのも咽頭クラミジアや咽頭淋菌の場合、その多くはディープキスや生フェラといったオーラルセックスから移ります。
普通に考えたらまず間違いなくパートナーの方も感染しているはず。
仮に現時点でパートナーが感染していなくとも、このままセックスライフを続けることで確実にパートナーを感染させてしまいます。
今後の充実したセックスライフのためにも、早期に2人で検査しておいた方が安心です。
保健所やクリニックでの検査が恥ずかしいなら自宅検査キットという手も・・・
たしかに単なる風邪の諸症状や扁桃炎という可能性もあります。
その状態でいきなり泌尿器科や産婦人科を受診というのは少々ハードルが高いのもわかります。
そんな方は自宅で簡単に検査ができる検査キットのような商品もあります。
そういった簡易的な検査でも構いません。
時短にもなるし結果もウェブで確認できます。またクリニックで恥ずかしい思いをしなくて良いこともあり、近年利用者が増えています。
何よりもパートナーと２人でカジュアルに検査できるのも嬉しい部分ですね。ぜひ喉の違和感や扁桃腺炎のような症状が・・・という場合、当ページを参考に早めに対処しておきましょう！
まとめ
以上、フェラで喉が痛い方にむけ、疑わしい性感染症の種類。対処法をご紹介しました。参考までの以下の記事もご覧ください。
結果、単なる扁桃腺炎や喉の乾燥やイガイガだった・・・という方もいるかと思いますが、もし今後もフェラによる性感染症が不安ならフェラチオの際にもコンドームを使用しましょう。
男性の多くは生フェラの方が好きなのは間違いありませんが、事情を話せば受け入れてもらえるはずです。
風俗でのゴムフェラは一般的なサービスですので「ゴムがあるならフェラしなくてもいいよ」とは言う男性は多くないでしょう。
また検査方法はどの方法でも構いません。喉の腫れや痛みの原因が性病の疑いがあるときは迷わず早目に検査を受けておきましょう。
早く治療を開始して１日も早く楽しいセックスライフを復活させてくださいね！
