「今の相手と初めてのHの前に性病検査した方がいいの?」
「結婚する前にブライダルチェックって必要?」
もしかして、付き合う前(Hの前)、結婚前に2人そろって性病検査すべきかお悩みですね?
ここでは、昨今注目が集まっているカップルで受ける性病検査(ブライダル・チェック)の必要性、受けておくメリット、更におすすめの方法を徹底解説します。
「自分は大丈夫」と思っても、性感染症の中には潜伏期間の長いものや感染しているのにずっと無症状というケースもありますし、大切なパートナーが以前にお付き合いしていた相手から感染していた…というパターンも少なくありません。
これから安心して長くお付き合いを続けていくためにも、念のためブライダル・チェックを受けておくことをおすすめします。
ブライダルチェックとは?
ブライダルチェックとは「結婚前に性感染症などの病気をお互いにチェックする」ための検査で、性感染症に限らず、がんの検査や精子検査、妊娠できるかどうかの検査も含まれます。一般的に性感染症だけでなく、がん検査や精子検査、妊娠できるかどうかも含まれます。
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【なぜ2人揃って性病検査した方がいいの?】付き合う前に性病検査を受けるべき理由
「自分だけ性病検査を受けるのじゃダメなの?」
「自分は大丈夫だけど相手には検査を受けてもらいたい…」
「万が一、自分が感染していて相手を感染させてしまったら…」、「相手が直前まで付き合っていた元カノや元カレが性病だったら…と心配」などの理由から、自分だけ性病検査をうけたい方や相手だけに検査を受けてもらい方もいますが、結論からいうと、2人揃って性病検査を受けておいた方が安心です。
そもそも性病は、特定の相手とだけ交渉していれば絶対に感染しないというものではありません。
まったくの無症状のまま、長い間クラミジアに感染してる方もいますし、もしかしたら現在のパートナーが過去に性感染症にかかったまま完治していない可能性などあるからです。
残念ながら、パートナーは必ずしもあなたにとって唯一無二の存在とは限りません。たとえばパートナーが一度でも風俗の経験があれば、間接的に風俗嬢が接した客全員とセックスしたようなもの。つまり性感染症にかかるリスクは無限大になってきます。
そのため、新しい相手と初めてのHの前には、2人揃って性感染症の検査を受けて病気がないことを確認しておけば、とりあえず現時点での陰性が確認できるので安心してHにのぞめますよ。
付き合うとき・結婚前に性病検査をするメリット
結婚や交際のタイミングで2人そろって性病検査を受けることは、安心して性生活をおくるためにももちろん大切なことですが、それ以外にも以下のようなメリットがあります。
①性病を原因とする不妊を早期発見できる
女性の性病感染症(クラミジアや淋病など)は、子宮の奥にある子宮頸部に感染して炎症を起こします。
ここの感染や炎症が長期間続くと、直接的に不妊の原因になり、最悪の場合、2本の卵管が詰まって排卵ができなくなることもあります。
女性では、まず子宮頚管炎を起こし、その後、感染が子宮内膜、卵管へと波及し、子宮内膜炎、卵管炎、骨盤内炎症性疾患、肝周囲炎を起こす(しかし男女とも、症状が軽く自覚のないことも多い)。
出典 厚生労働省 クラミジア感染症について
無症状の性病は、性病検査をしなければ発見することができません。今後、特定の相手としか性行為をしないことが確定したら、一度、性病検査を受けるとよいです。
②感染したタイミングを限定できる
付き合い始めや結婚前は、基本的にはパートナーとしか性行為を行いません。
このタイミングで二人一緒に性病検査をして性病に感染していないことが確認されれば、以前の元カノや元カレから感染しいている可能性は消えます。
つまり風俗や浮気に手を出していない限りは、今後性病に感染する可能性はほぼゼロになります。
③性病の不安なく性行為を楽しめる
パートナーが性病に感染しているのではないかと不安に思っている限りは、心から安心して性行為を楽しむことはできません。
定期的にブライダル・チェックをすることで、コンドームの使用・不使用に関係なく、安心・安全に性生活をおくることが可能になります。
④女性の場合、母子感染も防げる
女性の場合、性感染症に感染していることを知らずに妊娠すると、母子感染し、胎児や新生児に深刻な影響を与える可能性もあります。
たとえば出産時にクラミジア感染症に気づかずにいると、新生児が結膜炎や肺炎を発症することがあります。また分娩時に性器ヘルペスが存在すると、新生児が産道感染症を発症し、帝王切開を余儀なくされるなど、分娩方法が制限される可能性もでてきます。
⑤2人揃って検査を受けると割引が適用される
昨今、クリニックや保健所の性病検査にくらべ、注目されつつある郵送タイプの簡易検査キットの場合、カップルが2人揃って行うブライダル・チェックむけのパック商品が用意されています。
男女1セットで梱包~発送~検査~返送~結果確認とすすめるため、1人ずつ個別で検査キットを申し込む場合よりも割安で利用できます。
初めての性病検査は不安なもの。個別でそれぞれ検査するよりも、2人で同時に検体の採取や採血を行った方が安心してスムーズに検査をすすめることができますよ。
カップルむけ性病検査キットの費用・項目を徹底比較
「カップルむけ性病検査キットを購入するならどの会社がおすすめ?」
男女がペアで性病検査を受けることで、別々に検査を受けるよりもずっとお得に検査を受けることができるカップルむけの検査キットですが、以下、どの会社が一番お得なのかを比較してみました。
- GME医学検査研究所
- ふじメディカル
- 性病検査STDチェッカー
- 予防会
2024年12月現在、郵送タイプの性病検査キットの専門業者として大手かつ信頼できる上記の4社を絞り込み、性病の項目別に比較してみました。
ふじメディカル |
カップル専用 スタンダードフルセット(男女9項目1セットずつ) 23,800円 |
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GME医学検査研究所 |
性病検査6項目男女ペアセット(エイズ・梅毒・性器クラミジア・性器淋菌(淋病)・トリコモナス・カンジダ) 20,010円 |
さくら検査研究所 |
ブライダルチェック ペア(B型肝炎/C型肝炎/HIV/梅毒/淋菌/トリコモナス/カンジダ/クラミジア/咽頭淋菌/咽頭クラミジア) 30,550円 |
STDチェッカー | カップル・ブライダル設定なし |
予防会 | カップル・ブライダル設定なし |
中でもGME医学検査研究所は、ペア検査キットだけで項目別に9種類の検査キットが販売されていますので、細かく性病を限定して検査したい方にはおすすめです。
クリニック・保健所と郵送タイプの性病検査キットどちらがおすすめ?
「2人揃って性病検査をするなら、クリニックと郵送タイプの検査キットどちらがおすすめ?」
病院やクリニックと郵送タイプの性病検査キットでは、根本的に検査方法が違います。
病院やクリニックの場合、多少は検査費用がやや高く時間も制約されるため、検査のために仕事を休まなければいけないケースもでてきます。しかし、いざ検査が始まれば完全にお任せで検査が終了します。
とにかく面倒なのは嫌!多少の予算の違いなら楽な方がいい・・・そんな方におすすめです。
一方、スマホやネットから簡単に申込みできて自宅に検査キットが配送される郵送タイプのブライダルチェックは、費用が安く自宅でできるのは嬉しいですが、検査そのものを自分で行う必要があります。
もちろん同梱されている手順書をみればまったく難しい作業もないですし、アフターフォローも万全なので不安ならいつでも問い合わせ可能です。
なので予算を安く、病院やクリニックに足を運ぶ時間がとれない・・・という方におすすめの検査方法といえるでしょう。
また病院やクリニックの場合、誰かに出会ったり何らかの書類が届き、運悪く誰かにバレるケースもあるので、誰にもバレずにブライダルチェックをしたい方もこちらがおすすめだと思います。
まとめ
クラミジアや淋菌感染症をはじめ性感染症の中には無症状で発見しにくい性病も多いです。
しかし性感染症の多くは早期に発見して適切に治療を開始すれば、比較的簡単に治る病気でもあります。 大切なパートナーとの将来のためにもこの機会に一度お二人で性病検査を受けることをご検討ください。
本記事があなたのブライダル・チェックの参考になれば幸いです。