お尻や太もも、バストなど、ある日突然あらわれる脂肪線(脂肪割れ)。
「これって放置しても治るの?」 「最短で薄くする方法は?」
脂肪線のできる仕組みと効果の高い対策を徹底解説いたします
- そもそも脂肪線とは?
- 脂肪線は予防できるの?
- 脂肪線を薄く目立たなくする方法
結論からいうと、脂肪割れを発見したら慌てず速やかに専用クリーム等でセルフケアを始めるのがおすすめ。
脂肪線の状態に合ったケアをすぐに開始することで数ヶ月~半年かけて薄く目立たなくなってくるはず。闇雲にケアを始めずに本記事でベストな対策をみつけてください。
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脂肪線は肉割れや妊娠線と同じ状態
まず今回のユーザーさんが検索された 「脂肪線」というものについて。
脂肪による表皮に現れた線条(スジ)を意味する言葉で、いわゆる肉割れや妊娠線とまったく同じ状態を指しています。
この他にも 「ストレッチマーク」と呼ばれる場合もありますが、すべて医学的には線状皮膚萎縮症や皮膚線条という症状を指しています。
ストレッチマークとよばれる通り、肥満や妊娠によって表皮下の真皮層や皮下組織が急激に引っ張られたことで、内部で裂けてしまい菲薄化した表皮の上にも線条が現れてしまう状態です。
初期はピンク色や赤みがかった線が特徴で、半年~1年以上経過することで白く落ち着いた状態に変化するのが一般的だといわれています。
脂肪線を予防するには
残念ながらすでに脂肪線ができてしまった…という方もいるかと思います。
そういった方は肉割れや妊娠線の観点でいえば、 「通常の方に比べ脂肪線のできやすい肌質」。つまりできてしまった脂肪線をケアしつつも、今後にできるかもしれない脂肪線の予防もそれ以上に大切なのです。
脂肪線にもっとも効果のある予防とは?
できてしまった脂肪線のケアと違い、まだ脂肪線のできていない状態の方にもっとも必要なこと。
それは脂肪線のできやすい肌質から脂肪線のできにくい肌質に変化させてあげることだといえます。
そのためには脂肪線ができる前ぶれや予兆を感じたら即座に予防を始めるスピードが大切です。
脂肪線のできる条件というのは、真皮層が乾燥し柔軟性や伸縮性が低下している事や、真皮層のコラーゲン繊維を生成する線維芽細胞に十分な栄養(ビタミンCやタンパク質)が行き届かず、ターンオーバーが抑制される事、です。
つまり手軽な予防としては、たっぷりの睡眠を確保し、仕事やプライベートのストレスを溜め込まない事だったり、食生活の栄養バランスに注意すること。(参考ページ 生活習慣から肉割れを解消していく)
そして脂肪線のできやすい部位…例えばバスト周辺やお腹周り、お尻から太ももといった皮下脂肪が多く皮脂腺が少く乾燥しがちな部位を徹底的に保湿しておくことです。
できれば保湿と同じに、皮膚の伸展する方向に注意しながら、伸縮性アップのためのマッサージも有効ですので取り入れてみましょう。
できてしまった脂肪線を消すには
不覚にも脂肪線ができてしまった…という方も落ち込んでいる余裕はありません。
というのも脂肪線(肉割れや妊娠線、ストレッチマーク)というもの、発症してから早期にケアを行なった方が最終的な傷跡が目立たなくなる、からです。
初期の脂肪線といえる赤みのある血管の透けたような状態から、しっかりとケアを初めておくことで解消までの期間も短くなるだけでなく、より薄く目立たなくなるといわれています。
ここでの脂肪線解消の選択肢は 「美容整形外科でのレーザー治療」か 「肉割れクリームによるセルフケア」が一般的です。
美容整形でのレーザー施術は予算だけでなくクリニックの技術も大切
どちらもメリット・デメリットありますが、基本的にかかってくる費用がもっとも違う部分かもしれません。
費用はまったく気にしない方、多少の施術のリスクは覚悟でも短期間で一気に解消したい方、であれば美容整形外科でのレーザー治療が合っているかもしれません。
その場合、クリニックによって用意されているレーザー機器も医師の技術も違うことを踏まえて、最終的な施術費用のトータルなどもしっかりリサーチしておくことが肝心です。
レーザー機器の種類や医師の技術で大きく効果が変わってくるものです、施術費用だけで判断せず納得できるクリニックを見つけて下さい。
脂肪線を薄く目立たなくするために
脂肪線を解消するために、クリニックでレーザー治療を施術する方法も有効な手段かとは思います。
しかし現実的に脂肪線を完全に消し去ることができるか微妙な段階で、高額な費用を払うことができるのは一部の方だけかもしれません。
最低でも20万~30万以上の施術費用は覚悟しておく必要があるだけでなく、レーザー機器との相性によっては、思ったような効果がでてこないケースもあるので当然といえば当然ですね…。
その場合、まずは肉割れ解消クリームや専用のオイルによるセルフケアが最適かもしれません。
美容整形外科やクリニックでのレーザー治療と違いクリームやオイル代の実費のみですから、どんなに高額なクリームやオイルを用いたところで数千円程度の出費です。
もし相性が合わない…、効果が感じられない…といった場合でも気軽に他の商品に変えることが可能ですし、肌質そのものを変えていくことが目的ですから、予防効果も大きいといえます。
もちろんレーザー治療も視野にいれておくべきですが、順序としてはまず肉割れ解消クリームや専用のオイルで2~3ヶ月様子をみる→効果によって他の商品も試してみる→本当に効果が出ない場合はレーザー照射も検討する。
という流れが、もっとも効率がよい脂肪線の解消法だといえるでしょう。
まとめ
以上、 「脂肪線ができちゃった どうする?」という方にむけ、できる仕組みや予防する生活習慣、脂肪線ができてしまった場合の有効な対策をまとめてみました。
妊娠や出産といった体型の変化、または短期間でいきなり体重の増加。こういった条件が揃えば肌質によっては、肉割れ線とか脂肪線は簡単にできます。
そんな時も原因や仕組みなど、正しい知識を身につけ、最悪なシチュエーションの場合のケアグッズを手元に置いておけば万一の際も慌てずに済むのでおすすめです。
ぜひ当ページで紹介した方法を、できる部分から実践してもらって脂肪線を解消してみてくださいね。