一度できてしまうと完璧に消し去ることが困難な妊娠線……ホントどうにかできる前にバッチリ予防しておきたいものです。
そこで妊娠線がしっかり予防できるかどうかのカギを握るのが、
自分に合った妊娠線クリームを見つけて継続できるかどうか!!(肌質が合えば普通の保湿オイルでも構いません)
というのも、やる気満々で妊娠線クリームを買ったものの、ニオイや使用感が体質に合わず、途中で妊娠線予防をサボリ気味になってしまい継続できなかった……と後悔している人も多いんです。
つわりの時期はもちろん、妊娠初期~中期はニオイに敏感になってお肌の調子も崩れがち。できれば低刺激・かつ無添加の商品がおすすめです。
このページでは、妊娠中にお肌が敏感になってしまう理由や敏感肌のプレママさんの妊娠線対策をまとめています。
ちなみに、以下のページで紹介している妊娠線ケアクリーム。どれも低刺激・ニオイの少ないタイプばかり。ニオイやお肌が敏感になっている方はチェックしてみましょう!
※記事内にアフィリエイト広告が含まれる場合があります
ニオイとお肌が敏感になる妊娠初期
普段から敏感肌やニオイが苦手な方の場合、妊娠線予防クリームやオイル選びでもその部分をもっとも気にするかと思いますが、
中には、多少のニオイや刺激にそれほど敏感じゃないって人もいますよね?
ですが妊娠中は別!!
普段からは想像もつかないほど、ニオイが鼻につくし、ホルモンバランスのせいかお肌も荒れやすいしかぶれやすくなるもの。
なので極力、低刺激や無添加の商品を選んでおきたいところです。参考までにこちらのページで低刺激・無添加の妊娠線ケア商品を紹介しています
妊娠中、ニオイに敏感になる理由とは
これはいわゆる 「ニオイづわり」とよばれる症状で、根本的な原因はハッキリと解明されていませんが、妊娠初期に多くの方が感じるといわれています。
軽度のニオイづわりであれば、これまで気にならなかったニオイに敏感に反応し、化粧品に含まれる香料が苦手に…といった程度です。
しかし重度の方では食材や家族のニオイといった避けることのできないニオイにも耐えられなくなるため、ニオイの問題とはいえ生活に支障をきたす深刻な問題なんですね。
多くのパターンでは妊娠中期に入ると解消されるようですが、中にはしばらく解消できずに重症化する方も稀にいるようです。
特徴としては、これまで好きだったニオイも突然嫌いになる、苦手になる…といったニオイの好みも変わってしまう点です。
ですので妊娠前に普通に使用していたクリームやファンデーション、リップクリームといった化粧品からシャンプーやリンス、トリートメント等の商品も突然気になりだして使用できない方もいるようです。
香料以外では食材のニオイに敏感になる方も多いといわれています。
スーパーのような多種多様な食材のニオイが混ざり合うニオイ、飲食店の発する独特な料理のニオイ、肉や魚といった生鮮食品のニオイも苦手な方が多いようです。
ホルモンバランスの変化によってニオイに敏感に
この妊娠初期のニオイに敏感な状態はホルモンバランスに関係しています。
女性ホルモンとよばれるホルモンに 「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と 「プロゲステロン(黄体ホルモン)」といった2つのホルモンから構成されています。
エストロゲンは女性らしさをつくるホルモンで、生理終了後~排卵前にかけて分泌量が増えて優位な状態が続きます。
それに対しプロゲステロンは妊活ホルモンと呼ばれる妊娠に関係するホルモンです。
受精卵が子宮に着床しやすい状態を維持する働きがあります。
プロゲステロンが多く分泌される排卵後~生理まではイライラやむくみ、お肌の不調といった症状が起こりやすく精神的にも不安定な時期といわれています。
この2つの女性ホルモン、妊娠から出産にかけてどちらも分泌量が増加するために、体には様々な影響が感じられるようです。
そのひとつがニオイに敏感になる事かもしれません。
中でも卵胞ホルモンとよばれるエストロゲンの分泌が増加することで、通常よりも嗅覚が敏感になるといわれています。
そもそも香料をはじめ鼻につくニオイの多くは体に悪影響を及ぼすサインといってもよいかもしれません。
妊娠して赤ちゃんを守るために、本能的にニオイに敏感になるということでしょう。
逆に考えてみれば妊娠前の通常の状態は動物的にはニオイに対しての反応が麻痺していた状態なのかもしれません。
とくに妊娠初期に始まり安定期に入ると解消される部分を考えても、赤ちゃんにとってもっとも大切な時期に強く感じるニオイづわりは赤ちゃんを守る意味が強いのかもしれません。
妊娠中の敏感肌の原因は?
妊娠中のお肌の変化についても女性ホルモンが関係しています。
ニオイに敏感になるのと同じく、お肌が敏感になることもエストロゲンとプロゲステロンの分泌量が増加しホルモンのバランスが崩れたことで敏感肌になってしまうのです。
本来は時期によってエストロゲン優位とプロゲステロン優位な時期が繰り返されているホルモンのバランスですが、妊娠中は規則的なホルモンの優位な状態が崩れてしまうわけです。
なので皮脂腺から皮脂が過剰に分泌されて予想外の部位にニキビができちゃったり、反対にしっとり肌だった人が急に乾燥肌に変化してしまうわけです。
もちろんホルモンバランスが崩れたお肌はちょっとした刺激にも過敏に反応します。つまりこれまで普通に使用していた化粧品やボディケア商品で肌荒れを起こしやすくなってしまうのです。
ニオイもお肌も敏感な時期は低刺激で無添加な商品を!
一般的には妊娠初期から安定期までの期間が、ニオイやお肌が敏感になりやすい時期といわれています。
しかし妊婦さんによっては安定期でも解消されずに、出産までずっと敏感な状態が続く方もいますし、時期がズレて安定期になってから肌質が変わってくる方もいるようです。
妊娠中はホルモンのバランスが不安定な時期です。つまりホルモンバランスによっては 「昨日までは大丈夫だった商品」がある日突然使えなくなる可能性があるわけです。
そういった意味でも妊娠が発覚したら、低刺激の商品、無添加・無香料の商品にこだわって選んでいおくべきかもしれません。もちろん妊娠線ケア商品も同じです。
海外製の見た目のお洒落なオイル等は、日本人にとって若干ニオイがキツい商品が多いようです。できれば低刺激や無香料にこだわった妊娠線ケアクリームやオイルを選んでおきたいですね。
当ページが敏感肌でニオイの気になるアナタの参考になれば幸いです!