「脇の下に肉割れが…これって治るの?」
肉割れ・妊娠線のできる場所といえば、お腹、お尻、太もも等が一般的ですが、じつは条件さえ揃えばどんな場所にもできるのです。
ここでは脇の下に肉割れができやすい理由、さらにおすすめの肉割れ対策をまとめてみました
SNS上を調べてみると、じつは脇の下の肉割れ・妊娠線に悩んでいる人は予想以上に多く、地味に肉割れのできやすい部位ということが判明しました。
薄っすらとでも確認できたら1日も早いケアを開始してくださいね。
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脇の下にできる妊娠線の仕組みとできやすい時期
まずは脇の下の妊娠線の詳しい説明の前に、妊娠線の仕組み&できやすい時期について簡単にご説明いたします
そもそも妊娠線や肉割れとよばれる症状、一般的には妊娠線や肉割れと呼ばれる場合は多いですが、医学的には皮膚伸展線条、または線状皮膚萎縮症といった症状を指します。
そもそも妊娠線とは 「妊娠期にできる肉割れ」のこと。妊娠期にできればお腹周りだけでなく体中どこにできても妊娠線とよぶのが一般的ですね。
で、妊娠線のできる仕組みについてはご存知の方も多いかもしれませんが、表皮下の真皮層とよばれる部位のコラーゲン繊維が過剰に引っ張られて断裂したり亀裂したことが直接的な原因です。
初期の妊娠線が、赤い線とかピンク色のミミズ腫れのような状態なのは、真皮層や皮下組織内で生じた亀裂や断裂等の裂傷が、菲薄化した表皮から透けて見えているためです。
こういった妊娠線を確実に予防する方法は残念ながらみつかっていませんが、妊娠線中期~後期に急激に体型が変化することが主な原因です。
もちろんお腹の赤ちゃんが大きくなるのは嬉しいことですが、必要以上に皮下脂肪を増やしすぎない事も大切な妊娠線予防といえます。
【脇の下は妊娠線ができやすい!?】できやすい部位とできにくい部位
妊娠線ができやすい部位とできにくい部位がある事をご存知ですか? なぜ部位によって妊娠線ができやすいのか具体的な理由をお教えします
結論から先にいうと 「皮下脂肪の厚さ」と 「皮脂腺の量」。この2つが妊娠線ができる部位とできにくい部位の違いです。
皮下組織の大半を占める皮下脂肪は、お肌の中でも柔軟性や伸縮性の乏しい部位…つまり伸びづらく断裂しやすい部位の代表です。なので皮下脂肪の多い部位は妊娠線のできやすい部位といえるでしょう。
また皮膚組織は保湿された状態よりも乾燥状態の方が伸縮性も弾力性も低下します。
風船をイメージしてもらえば納得ですが、古くなった弾力性の乏しい風船は空気をいれた途端に破裂するもの…つまり保湿された柔らかい状態の方が妊娠線もできにくいということ。
言いかえれば皮脂腺の少ない部位は表皮、伸縮性ともに乾燥状態になりやすいため、妊娠線ができやすいといえるかもしれません。
つまり皮下脂肪が多く皮脂腺の少ない部位…というのがもっとも妊娠線のできやすい部位といえるかもしれません。
脇の下は実際に妊娠線のできやすい部位なの?
上記をふまえ、脇の下の妊娠線に話を戻しますが、脇の下は肉割れ・妊娠線ができやすい部位なのでしょうか? 結論からいうと肉割れの条件がすべて揃っていました
一般的に妊娠線のできやすい部位といえば、お腹周り、お尻、太もも、バスト、二の腕、ふくらはぎ…といった順番でいわれているように、どちらかと言うと脇は妊娠線のできやすい部位とは考えられていません。
ですが上述したような皮下脂肪の厚さと皮脂腺の量を考えてみれば、充分に妊娠線のできやすい部位といえるかもしれません。
脇の下周辺は発汗量の多い部位の代表といわれていますが、発汗する汗腺と皮脂を分泌する皮脂腺は別物です。基本的に脇の下周辺は皮脂腺が多いとはいえません。
また妊娠中期~後期ともなればバストアップが急激に進み、バストから二の腕あたりのサイズが短期間で一回り大きくなる時期といえます。
つまりバストから二の腕の中間に位置する脇の下周辺も急激に皮下脂肪が増加しやすい状況とも考えられます。バストや二の腕に妊娠線ができた方、できそうな方はとくに要注意の部位といえるでしょう。
薄っすらでも脇の下に妊娠線らしき影をみつけた場合は1日も早く専用クリームで妊娠線ケアを始めてみてください。
【まとめ】脇の肉割れ・妊娠線は発見したら1日も早くケアを開始
もっとも皮下脂肪が増える妊娠6ヶ月目後半辺りからが妊娠線のできるピークといわれています。
肌質の変わる期間を逆算しても、できれば妊娠3~4ヶ月目から妊娠線予防を開始しておくことをお勧めします。
残念ながら脇の下に妊娠線ができた方も、諦める必要はありません…。
早期の妊娠線であれば適切なケアとマッサージによって薄く目立たなくする事は充分に可能。少しでも早く開始してあげてくださいね。