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【性病検査・治療は保険適用?】保険証をつかうメリット・デメリットを徹底解説

2022 10/19
【性病検査・治療は保険適用?】保険証をつかうメリット・デメリットを徹底解説

「性病検査って保険適用で受けれる?」
「性感染症の治療は自費診療になっちゃうの?」

性病について病院をネット検索してみたら性病科クリニックの多くが自由診療(保険適用外)のため、性病検査・治療が保険適用で可能なのかお調べですね?

ここでは性病検査・治療が保険適用されるのか? 保険診療と自由診療を比較したときのメリット・デメリットを徹底解説します。

結論からいうと、

  • すでに何らかの症状がでている方
  • 完全に匿名で検査を受ける必要のない方

以上の条件を満たす方の場合、保険適用で性病検査を受けることは可能です。自由診療にくらべ費用を安くおさえたい方は保険診療に対応したクリニックで検査をおすすめします。

※無症状の方、絶対に家族・知人にバレたくない方は全額自己負担の自費診療の検査となります。費用を安く抑えたい方は「郵送タイプの簡易検査キットにて検査~陽性の場合のみお近くの保険適用のクリニックを受診」のパターンもおすすめです。

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目次
※記事内にアフィリエイト広告が含まれる場合があります

性病検査で保険適用されるケースと適用できないケースの違いとは?

「もしかしたら性病に感染しちゃったかも・・・不安だから検査を受けたい」
「症状はないけど念のため、検査だけ受けてみようかな?」

残念ながら、上記のような現時点で性感染症の症状がでていない無症状の方は、保険証を利用した保険適用で性病検査を受けることはできません。
性感染症が心配だからという理由で検査を受けたいだけであれば、保険適用外なので自費診療として全額を支払う必要があります

一方、診察の結果、何らかの症状があると医師が判断した場合は、保険適用で検査が受けられます。
保険適用の場合は、3割が自己負担で、残りの7割が保険適用となります。

保険適用の基準は各病院の治療方針によって異なる場合がありますので、不安な方は事前に保険適用の有無と検査費用を確認してから検査を受けておけば安心ですよ。

制度上、無症状だと健康保険はつかえない
健康保険は病気のひとのためのものですから、症状がないひとの検査は、原則的に健康保険が使えません。性病感染者の約半分は自覚症状がないのため、通常は保険適用となりません。 つまり自覚症状のない病気が心配で検診を受けたい…という場合、自費の検査になってきます。これが健康診断が保険適用外であるのと同じように日本の医療制度なのです。

性病検査・治療を保険適用で受けるメリットとデメリット

性病検査・治療において、全額自己負担の自由診療にくらべ保険適用なら自己負担は3割で安く検査を受けられます。しかしながらなぜ性病専門のクリニックの多くは、保険診療と自由診療どちらも対応しているのでしょうか?

じつは保険適用の性病検査・治療にはメリットだけでなく、若干のデメリットもあります。人によっては自己負担で自由診療の性病検査・治療を選んだ方がよいケースもでてきます。以下、それぞれの特徴をまとめて比較してみましたので参考にしてみてください。

保険適用で性病検査・治療をするメリット

保険診療で診察・治療を行うメリットは、自負担額が3割なので費用を安く検査・治療できます。以下、参考までにクラミジア感染症(性器・男性)の費用を比較してみました。

保険診療 自由診療
診察+検査 約2400円程度 約5000~8000円程度
治療薬 約1500円程度 約10000~15000円程度
自己負担額 3割自己負担 全額自己負担

保険適用で性病検査・治療をするデメリット

  • 診療内容が家族や会社に筒抜けになるおそれがある
  • 治療できる病気、検査・治療の方法がやや限定される
  • 即日結果のわかる検査は対応外
  • 検査結果を医師から直接説明を受けるため再来院が必要

保険診療では保険証を使用するため、匿名で検査などの治療を受けることはできません。また年に1回ご自宅に届く「医療費のお知らせ」には、保険診療を受けた医療機関が記載されますので、最悪だとご家族に診療を受けたことが知られる可能性があります。

また保険診療ではさまざまな制約があるため、治療できる病気、検査・治療の方法、使用できる薬剤などが定められています。

結果、保険診療でカバーできない病気や治療方法があります。例えば尿道炎の原因となるマイコプラズマ・ウレアプラズマは、一般的に保険適用外です。また即日検査(その日のうちに結果が出る検査)などは基本的に保険適用外です。

… 検査結果については、医師から直接説明を受ける必要があります。

保険診療では、検査結果を医師が直接説明する必要があるため、そのためだけに再度来院しなければなりません。※これらのデメリットは個々のクリニックの責任ではなく保険制度の仕組みそのものに起因するものです。

自由診療(自費診療)で性病検査・治療を受診するメリット

一方、自由診療の場合は、保険診療のデメリットと逆のことが言えます。

  • 匿名で受診できたり家族や会社に知られずに受診できる
  • 症状がなくても検査/治療ができる
  • 保険診療外の検査や治療など患者様に合った最適な提案ができる

保険証を使わないため、匿名での受診が可能です。また、「医療費のお知らせ」にも記載されないため、家族や会社に受診を知られることはありません。

自費診療なら「心配だから」という理由でも性病の検査/治療を受けることができます。性感染症には潜伏期間(感染しても症状が出ない期間)や、感染していても症状そのものが出ない場合もありますので、症状がなくても定期的な検査をおすすめします。

また即日検査などの特殊な検査や、保険診療の対象外である病気への検査・治療などをすることができます。また、日本ではまだ認可されていない一方で、海外では一般的な処置方法などもご提案できます(HIVの予防内服など)。

無料の性病検査なら保健所という選択肢も
性感染症の検査を希望する場合、保健所では無料で検査ができます。しかし検査できる病気の種類は限られているのでご注意ください。

自宅で性病検査した場合、治療は保険適用されるの?

「性病検査キットを利用した場合、治療は保険適用されるの?」

費用を安くおさえるために自宅で郵送タイプの検査を受けた場合、検査結果を医師に伝えることで保険適用で治療(または再検査)を開始できます。

陽性(+) 反応が検出された方へ
感染の可能性がございますので、お早めに医療機関へ受診されることをお勧めいたします。
その際、弊社が発行する検査結果報告書では、検査方法と判定基準や測定値等を記載しておりますので、 受診の際に持参されることで、重複した検査を行わず、すみやかに治療へ進むことが可能になる場合がございます。
引用:GME

大手販売元は全国に提携医療機関も多く、陽性となった性感染症の治療に合った医療機関を選んだ連絡してくれます。

また陽性となった性感染症に関するご質問に対する回答もあわせてお伝えいたします。医療機関について具体的にイメージしていただきながら安心して受診することができるのでご安心ください。

まとめ

以上、性病検査・治療が保険適用されるのか? 保険診療と自由診療を比較したときのメリット・デメリットを解説しました。

一般的な病気とくらべて性病検査・治療の場合、誰にも知られずにできるだけ早く性病の悩みを解決したいと考える人も多いです。

結果、費用よりも匿名性や結果までの期間を優先して、敢えて自己負担額の大きな自由診療を選ぶ方も少なくありません。

また検査結果は早く知りたいけれど、費用は安くおさえたい・・・という方も多く、ネット経由で申し込む、郵送タイプの簡易検査キットで検査結果だけを素早く確認する方も増えているようです。いずれにしても早期に確認~治療開始が大切です。

ぜひ本記事で比較検討し、自分に合った医療機関を受診していただければ幸いです。

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