当ブログでは過去にもソープ嬢⇒彼氏⇒自分とクラミジア感染し最悪なことに治療中にカンジダ発症した女性の体験談だったり、【海外出張で性病を持ち帰り!?】トリコモナス発覚が原因で彼と別れた体験談など、性病がきっかけで浮気が発覚というパータンも数多くありました。
今回の体験談もいつものパターンではありますが……
という怒り心頭の女性……残念ながら修復不可能となりじっさいに離婚されたとのこと。
当記事をご覧の男性の皆さん!たった1回の性病感染で人生が大きく狂うこともあります。早めに検査してハッキリさせておきましょう。
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治療中と知らずに旦那とHして淋菌感染症をうつされた体験談
以下、かなりヘビーな結末をむかえる性病体験談、寄せられた原文のまま掲載します。
37歳大阪府在住の女性です。
27歳結婚し28歳で子供を出産。妊娠してから夫婦生活はなく気づけば4年がたっていました。
4年間夫婦生活は一度もありませんでしたが、夫婦仲は良く、毎晩2人で映画を見て晩酌したりしていました。その日は忘れもしない七夕の日で、いつも通り晩酌をしながら話していたんですが、その日は飲みすぎたのか、途中から記憶がありません。
夫婦別々の寝室で私は子供と寝ていたんですが、朝起きると私は裸で旦那の部屋で裸の旦那と寝ていました。まさか、4年ぶりに⁈と思う間もなく股間の痒みと痛みが酷く、すぐに婦人科を受診しました。
すると医師から
「昨日性交渉したかな?淋菌をうつされてるよ。旦那さん淋菌だと思うからすぐに泌尿器科に行くよう伝えてあげてね」
と言われ、座薬みたいな膣に入れるお薬を貰い帰宅。旦那には何も言わず様子を見ていましたが、その日の事には触れてきませんでした。
次の日旦那が仕事に行ってる隙に部屋を探しすと七夕の例の日の数日前に泌尿器科に受診しお薬を貰っていました。
どこかで性病をうつされ受診し、治ってもないのにそれを嫁の私に移したんだと思ったら気持ち悪くて、結局、その後すぐ離婚する事になりました。
貴重な淋菌感染症の体験談、ありがとうございました!
自覚症状のでにくい淋菌感染症の特徴
まず今回の投稿者さまが感染した淋菌感染症について簡単にご説明します。
性病の中でもクラミジア、性器ヘルペスとならび感染者報告数の多い淋菌感染症、
男性の報告者数はピークにくらべ減少傾向にあるものの、女性の報告数はずっと横ばい。また自覚症状が出にくいという淋菌感染症の特徴を考えても、報告されていない感染者も相当数いると思われます。
ちなみに淋菌感染症の男女の症状をみると
- 男性は急性尿道炎として発症するのが一般的であるが、放置すると前立腺炎、精巣上体炎となる。後遺症として尿道狭窄が起こる。
- 女子は子宮頚管炎や尿道炎を起こすが、自覚症状のない場合が多い。感染が上行すると子宮内膜炎、卵管炎等の骨盤内炎症性疾患を起こし、発熱、下腹痛を来す。後遺症として不妊症が起きる。
- その他、咽頭や直腸などへの感染や産道感染による新生児結膜炎などもある。
引用 厚生労働省『淋菌感染症』
というのが主な特徴です。知識として知っておいてもらいたいのは、数ある性病の中でもクラミジア感染症と淋菌感染症は初期症状が非常に酷似していること。
排尿痛やおりものの変色、黄色っぽいネバネバ、ネチョネチョしたおりものという場合、勝手に淋菌感染症と決めつけず、まずは婦人科・泌尿器科を受診、またはこっそり自宅で検査できる簡易検査キットでもいいので性病の特定を急いでください。
淋菌感染症の感染経路
国立性感染症研究所によると、淋菌感染症とは
淋菌感染症とは…
淋菌感染症は、淋菌Neisseria gonorrhoeae (gonococci)の感染による性感染症である。淋菌は弱い菌で、患者の粘膜から離れると数時間で感染性を失い、日光、乾燥や温度の変化、消毒剤で簡単に死滅する。したがって、性交や性交類似行為以外で感染することはまれである。
引用 NIID国立性感染症研究所
つまり、温泉やプール、タオルの使い回しなどでも感染リスクのあるトリコモナス膣炎などと違い、基本セックスでしか感染しないタイプの性病です。(参考:【性病エッチしてない】セックスなしでもお風呂、トイレから感染する性病まとめ)
もしアナタがパートナー以外との関係が無いにもかかわらず淋菌感染症が発症した場合、残念ながら十中八九、パートナーが誰かしらと関係をもったと考えるのが自然です。
一方、もしアナタに思い当たるフシがある場合、すでに大切なパートナーを淋菌感染症に感染させてしまった可能性もあります。
以前の記事、性病になったら相手に打ち明ける? 【性病のバレない言い訳と上手な打ち明け方】を参考に1日も早く状況を報告してできればお二人揃って検査しておきましょう。
簡易検査キットでブライダル用などを利用すれば、自宅やホテルでこっそり二人で確認できますよ。
クラミジアを併発させるケースも多いため注意
またクラミジアと淋菌感染症はお互い併発させやすいという特徴もあります。
淋菌との混合感染も多く、淋菌感染症の治癒後も尿道炎が続く場合には、クラミジア感染症が疑われる。
事実、クラミジアと淋菌感染症を同時感染するパターンも少なくないため、性器、咽頭をふくめ感染中はとくに他の性病にはご注意ください。
淋菌感染症だった場合の治療の流れ
ちなみに淋菌感染症と特定された場合
淋菌感染症の治療と予防
淋菌では耐性菌が増えているが、その出現や検出率には抗菌薬の投与方法や使用頻度が関 している。
予防対策としては、性的接触時にはコンドームを必ず使用することを教育する。また、患者だけでなくその接触者を発見し、早期診断と治療を行うことが重要である。
引用 NIID国立性感染症研究所
ペニシリン系の抗生剤を1週間~10日程度続けるのが一般的な治療法です。淋菌感染症は耐性菌も多く、症状がおさまったように見えても一定期間しっかりと服用しなければ完全に死滅しません。
自己判断で抗生剤を中止するとぶり返すケースもあるためご注意ください。
まとめ
当ブログにはこれまで様々な性病体験談がよせられましたが、
どこかで性病をうつされ受診し、治ってもないのにそれを嫁の私に移したんだと思ったら気持ち悪くて、結局、その後すぐ離婚する事になりました。
と最終的に離婚にまで発展したというかなりヘビー級の体験談でした。
もちろん時間をかけて淋菌感染症のことを忘れるという選択肢もあったでしょうが、『感染の事実を知っていたにもかかわらず……』という部分を考えると、仕方のない部分もあります。
このように一度の性病感染で家庭や大切なすべてを失うこともあります。万全に予防するのはもちろんのこと、『アレ!?』と思ったら、大切なパートナーに迷惑をかけないよう早めの検査をおすすめします!