『性病になったかも!?』と誰もが不安になる症状ランキングのトップといえば……そう、陰部の痒み!
- 微妙にむず痒い感じ
- 掻き崩すほどの猛烈な痒み
など痒みのタイプや痒みの強さは性病により様々ですが……
こんな場合、クラミジア感染症や淋菌感染症よりも、まずはケジラミを疑ってみた方がいいかもしれません!!
当記事では、ケジラミを彼氏から感染させられそうになった女性の体験談をふまえ、ケジラミの特徴、感染経路や治療方法について徹底解説しています。
今すでに陰部を掻きむしりながら当記事をご覧のアナタ、必見です。
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浮気相手からケジラミを感染していた彼氏に感染させられかけた体験談
以下、当ブログによせられた性病体験談を原文のまま掲載します。
滋賀県に住む30代の女です。
以前付き合っていた彼氏から「毛じらみ」を打ち明けられたことがありました。
彼とラブホテルに行った翌日、彼から「毛じらみになってしまったけれど、そっちは大丈夫?」と電話がかかってきました。一瞬私の毛じらみがうつったと言われているような気がして気分が悪かったのですが、私自身は全く問題がありませんでした。
昨夜ラブホテルから帰ったあとに痒みが襲ってきて、陰毛に虫らしきものがついていたそうで、きっとラブホテルで感染したんだと言っていました。
でも、調べてみると毛じらみは感染してから平均1~2ヶ月の潜伏期間があるとかで、きっと浮気相手との性行為でうつったんだと思います。とりあえず彼は陰毛を全て剃ったそうで、私にもうつっている可能性があるから、私も陰毛を剃った方がいいと言われました。
彼は陰毛を全て剃った上で暫く様子見すると言っていたので病院には行っていません。私は感染した様子もなかったので、特に剃毛することはしませんでした。
結局、この毛じらみの感染がきっかけで彼とはギクシャクし出して別れました。感染を知った時は
「マジか?!」
「私にもうつっていたらどうなるの?!」と不安でしたが、とりあえず症状がなかったので、念の為にシャンプーでしっかり洗う程度の対処しかしませんでした。
私自身は、私とラブホテルに行ったの原因で毛じらみになったと言われているみたいで気分が悪かったので、私とは関係ないところでうつった可能性を示唆して欲しかったです。
それに、今はインターネットで調べればどういう病気なのかとか感染の仕方、潜伏期間なども分かるので、どのタイミングで性病になったのかともある程度分かるから、嘘偽りなく話はして欲しいなと思いました。まぁ、毛じらみを隠されなかっただけ良かったのかもしれません。
万が一うつっていたら、私も彼にどう言ったらいいのか分からなかったです。性病かも?と悩まれている方は、すぐに病院などに行って治療を行い、パートナーがいるのであれば、相手のせいにせず、真実をきちんと伝えるべきだと思います。
パートナーに万が一うつっていたら、パートナーの治療も遅れるし混乱もすると思うので、すぐにでも伝えて欲しいなと思います。
ケジラミ感染を正直に報告してくれた部分は誠意のある彼氏ですが、それ以前にケジラミは浮気相手から感染…なんだか微妙な気もしますが投稿者さまに感染していないようで何よりです。
今回は貴重な体験談、ありがとうございました!
ケジラミの症状
当ブログ恒例、みんなの性病体験談でも、【陰部に白っぽい虫が!!】二人揃ってケジラミに襲われた女性の性病体験談など頻繁に登場するケジラミ。
ケジラミの特徴は……
と大きさ1~2mmの吸血虫『ケジラミ』が陰毛の根本につかまり血を吸うことで、陰部に強烈な痒みが生じます。
また陰毛の根本から数mmの位置に卵を産みつけるため、放置すればどんどんケジラミは繁殖します。
ケジラミの感染経路
感染経路に関して
昨夜ラブホテルから帰ったあとに痒みが襲ってきて、陰毛に虫らしきものがついていたそうで、きっとラブホテルで感染したんだと言っていました。
と彼氏は推測されていました。
たしかにケジラミの感染経路はセックスによる陰毛同士の接触がメインなものの
毛じらみの感染経路
毛じらみの感染経路は主に陰毛の直接接触によるもの、稀に寝具やタオル等を介する間接的感染経路もあり。
母子間の感染も多いが多くは性行為を介するものが中心。
出典 日本性感染症学会 ケジラミ
とセックス以外の感染経路、下着やベッドのシーツやタオル等でも感染するケースもあります。
もしかすると彼氏の言うとおり、本当にラブホテルのシーツやタオルで感染した可能性もゼロではないでしょう。
ただケジラミの潜伏期間は1~30日、通常は数日間してから強烈な痒みが生じる方が大半なため、投稿者さまの推測どおり、きっと浮気相手からすでにケジラミを感染していたと考えるのが無難だといえるでしょう。
ケジラミ感染した場合、クラミジア、トリコモナス、梅毒の検査も!!
またケジラミの特徴の1つが
ケジラミの感染経路は性行為等、直接接触が主である。患者の剃毛による虫体及び虫卵の駆除を行う。他の性行為感染症(クラミジア、トリコモナス、梅毒な ど)を合併していることもあるので、合わせて精査、加療を行う必要がある。また、セクシャルパートナーとのピンポン感染を防ぐため、同時に治療を行うよう 指導する。
引用 NIID国立感染症研究所
と他の性病を合併しやすいこと。ケジラミが駆除されてもクラミジアやトリコモナスに同時感染していれば放置すれば深刻な疾患を引き起こすため、念のため上記の感染を確認しておいた方がいいでしょう。
ケジラミの治療法
因みに今回の投稿者さまは運良くケジラミには感染していなかったようで……
念の為にシャンプーでしっかり洗う程度の対処しかしませんでした。
と念のためスミスリンシャンプー等で対処なされたとのこと。
もしケジラミ感染した場合
毛じらみが寄生している部分を、毛じらみ駆除の効果のあるスミスリン(シャンプーまたはパウダー)で洗い、毛じらみを殺します。
繰り返し駆除することによって、卵の孵化による再感染を防ぎます。1時間後、水、石鹸等で洗い流します。
この操作を1日に1回、3日に1度ずつ(2日おきに)、3回繰り返します。卵の時は殻に覆われ、薬の効果が浸透しないので何度かに分けて治療することが必要です。
引用 新宿駅前クリニック『毛ジラミ』
というのが主な対処法で、今回の体験談では彼氏さんがなされたように陰毛と完全に剃ってしまうのがもっとも効果的かもしれません。
もし感染したのか不安な場合、陰毛の根本をじっくり観察し、ケジラミまたは産み付けられた卵(どちらも肉眼で確認可能)をチェックし、念のため通常のシャンプーではなく
といったスミスリンシャンプーやスミスリンパウダー等の専用商品を利用してみましょう。
まとめ
以上、浮気相手から感染したのか不衛生なラブホテルのシーツやタオルで感染したのかハッキリしないケジラミ感染の体験談でした。
もし今回のようにパートナーがケジラミ感染という場合、セックスを続ければ確実に感染します。またセックス無しでも、【性的接触なし!!】海外旅行先で感染した猛烈に陰部(性器)が痒いケジラミの体験談の方のようにタオルやシーツなど共用すればケジラミは感染します。
また痒みが強いからケジラミと勝手に決めつけず、婦人科や泌尿器科で念のため他のクラミジア・淋菌感染症などもふくめて幅広く検査してもらうか、面倒なら自宅でこっそり簡易検査キット等で確認だけでもしておきましょう!!
毛ジラミの特長
シラミの一種である毛ジラミが感染することで引き起こされる強烈に激しい痒み。
毛ジラミは陰毛の毛根に寄生して血を吸うため、患部では猛烈な痒みが発生します。
ちなみに毛ジラミの成虫や卵は肉眼でも確認できるほどの大きさのため、じっくり見れば目視による判断も十分に可能です。
基本、セックス時の陰毛同士の接触で感染するケースが多いものの、タオルや下着、衣服の共有でも感染する可能性あり。