当ブログ恒例『みんなの性病体験談』でも先日、【おりものがシャバシャバで色も黄色っぽい!!】彼氏が風俗でもらったクラミジア感染症の体験談という方がいたように、彼氏がこっそり風俗店を利用してクラミジア感染するケースが多く、
今回の体験談も……
といういつものパターン。
バレてしまった男性にとっても、感染させられた女性にとっても最悪ですね。
クラミジアが発覚し、治療がどう進められ、感染源の彼氏とはどうなったのか……一緒に詳しくみていきましょう。
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遠距離恋愛の末、彼氏が風俗にこっそり通ってクラミジア感染してうつされた体験談
以下、当ブログにご寄稿いただいた性病体験談を原文のまま掲載いたします。
福島にすむ40代の女性です。
私は30代の半ばで結婚をしましたが、それ以前に付き合っていた時にクラミジアに感染したことがあります。その彼というのは、2年間くらい付き合っていたのですが、仕事がトラックの運転手だったのですね。
遠距離を運転して仕事に行くので、会うことが出来るのは月に2回程度。
結婚もしていない男性が月に2回の性交渉で満足できるわけはないですよね。
そんな彼が風俗を時々利用していることも知っていました。それが結局クラミジアに感染するきっかけになったのです。
私がなぜクラミジアに感染したことがわかったのか?
それは帯下の変化に気が付いたからです。
帯下というのは生理周期によって変化します。でもその時は何だかいつもと違うと感じたのですね。
また色やニオイがいつもとは微妙に異なっていたのです。それでいつまでたっても治らないので病院に行ってみました。
内診で膣から分泌物を綿棒で採取して検査に出すと、それでクラミジアということがわかりました。
まさか彼がと思いたい気持ちと、現実でちょっとショックでしたが、ここはきちんと治療するべきだと思い彼にもちゃんと説明をして治療を一緒に受けるように説得しました。
彼は仕事上なかなか病院を受診してくれませんでしたが、私はしっかりと治療。将来的に不妊症などになっては困るからですね。
そんな彼とは結局その後別れてしまったので、彼のクラミジアがどうなったかわかりません。
しかし私はきちんと治療をして完治したことにより、不安なく次への恋愛のステップも踏むことが出来ました。
もしも自分が性病かな?と思ったら、早めに病院に行くのがおすすめです。
性病はまさかと思っていても、結構身近にあるもんだなと思いました。また治療をすることにより怖いことではないということもわかりました。
結果、別れた彼氏さんのクラミジア感染症は完治できたのか若干気になりますが、隠れて風俗店を利用している彼氏さんの場合、今回の一件が解決しても他の性病をお持ち帰りする可能性もあります。
別れて次のステップに進んだのは当ブログ的にもよい選択だと思います。貴重な性病体験談をありがとうございます!
帯下のこんな変化はクラミジアを疑う!
今回、投稿者さまが性病かも…と不安になったきっかけというのが帯下の変化。
また色やニオイがいつもとは微妙に異なっていたのです
といつもは透明か乳白色であるはずの帯下の色が変わったこと。さらに帯下のニオイがいつもを違うことでした。
クラミジア感染症の典型的な症状としては
- おりものの変化
- 陰部の痒み
- 排尿痛・膀胱炎っぽい症状
などが有名ですが、投稿者さまの場合は帯下の状態がなかなか戻らないために病院を受診されたとのこと。
帯下の状態と性病の種類
では帯下の変化がみられた場合、疑わしい性病はクラミジア感染症だけなのか……というと、そうでもなく
おりものの色や状態 | ニオイ・量 | その他の症状 | 可能性のある性病 |
---|---|---|---|
白く濁る、豆腐かす、 カッテージチーズの様に ぽろぽろした状態 |
無し・多い | 非常に強い外陰部のかゆみ 灼熱感、刺激感、 性交時の疼痛 |
カンジダ膣炎 |
灰色がかった色 水っぽい |
魚の腐ったような臭い・多い | 強い外陰部のかゆみ 刺激感 |
細菌性膣症 |
泡状 黄緑・異常な黄色 |
強い悪臭・多い | 外陰部のかゆみ 灼熱感・刺激感 |
トリコモナス膣炎 |
黄緑がかった色 膿の様にみえることも |
悪臭・多い | 下腹部痛 発熱 |
淋菌感染症 |
無症状~水っぽい ものが増える |
無し・多くなることも | 下腹部痛 発熱 |
クラミジア感染症 |
など帯下の色や粘度、状態によって疑わしい性病は変わってきます。
性病によりおりものの状態やニオイは違ってきますが、どの性病でも共通しているのはおりものの量が増えること。
とりあえず帯下が増えたときはクラミジア感染症をふくめ、カンジダ膣炎、淋菌感染症、細菌性膣炎、トリコモナス膣炎なども同時に疑ってみてください。
まとめて確認するなら簡易検査キットなどで指定した性病に合わせて無駄なく検査できるのでおすすめです!
自覚症状が出ない人が多いクラミジア感染症
今回、投稿者さまの場合、陰部の痒みや排尿痛などの症状はでなかったものの、帯下の変化でなんとかクラミジア発覚までこぎつけましたが、じつはクラミジア感染症の一番厄介な部分というのが、自覚症状が出ないケースが多いこと!
クラミジアは最も多い性感染症で、最近の報告では18歳から19歳の女性の10人に3人がクラミジアに感染しているといわれています。20代では20人に3人です。女性の感染者の5人に4人までが自覚症状がありません。
出典 山の手クリニック
と若い年代の女性に蔓延しているものの、5人に4人はクラミジア感染症の自覚症状が出ていないため放置されているのです。
因みに厚生労働省の発表したクラミジア感染者報告数のデータでは
と減少傾向にあるように感じますが、あくまでこのグラフは氷山の一角。5人中1人の自覚症状がでてクラミジア感染症が発覚した一部の方を集めたデータということをお忘れなく。
超ざっくりいってしまうなら、自覚症状が出ていない隠れクラミジア感染症の女性は上記の4倍といえるかもしれません。
出会い系などご利用中の男性にとっては身の毛もよだつような話ですね。
淋菌感染症と併発しやすいクラミジア感染症
もう一つ、クラミジア感染症で忘れてはいけないのは、
淋菌との混合感染も多く、淋菌感染症の治癒後も尿道炎が続く場合には、クラミジア感染症が疑われる。
という風に淋菌感染症と同時感染しやすいという事実。
じつは性病感染率が一般女性にくらべずっと高い風俗店勤務の女性のデータをみると
と咽頭・性器問わず、かなりの確率でクラミジア・淋菌感染症どちらも感染されている方がいます。
事実、当ブログ恒例『みんなの性病体験談』でも、【元彼に性病うつされた!!】クラミジア治療⇒カンジダ膣炎も発症した女性の性病体験談の方は淋菌感染症ではありませんが、クラミジア感染⇒膣カンジダと連続して発症している方もいます。
とにかくクラミジア感染中は他の性病に感染しやすい状態……という事実を忘れないでください。
まとめ
以上、遠距離恋愛のため月に2回しかセックスできなかったことから、風俗店を利用していた彼氏からクラミジア感染された体験談でした。
因みにクラミジア感染させてしまった彼氏とは…
そんな彼とは結局その後別れてしまったので、彼のクラミジアがどうなったかわかりません。
しかし私はきちんと治療をして完治したことにより、不安なく次への恋愛のステップも踏むことが出来ました。
残念ながら破局を迎えてしまったとのことで、投稿者さまはクラミジアを完治させ次のステップに進むことができたとのこと。
今後、お付き合いされる男性はできることなら風俗店を利用されない方を選び、しっかりコンドーム着用の上、セックスを行い、万一今回のような帯下の変化に気づいたら早めに検査を徹底しましょう。
婦人科や泌尿器科などクリニックは足を運ぶ時間も予算もないなら、自宅でコッソリ確認できる簡易検査キットでもいいです。不安な時は1日も早く検査だけは行っておきましょう。