もしかしたら最高に気持ちいいセックスから数日後…
と、明らかに怪しい症状がみられ、病院に行かずに自分で治療できるかネットで調べまくっていませんでしたか?
通常、性病のような症状がみられた場合、まずは性病科クリニックや泌尿器科、婦人科に足を運んで検査…これが普通の流れ。とはいえ、素人にとって泌尿器科や婦人科、性病科クリニックとなると、正直かなりハードルが高いのも事実。
とはいえ恥ずかしい部分をじっくり診られるのはもちろん、保険適用じゃなかった場合の性病検査費用はけっこうな金額…中には高額な出費にも関わらず陰性だったという方も意外と多いです。
そこで病院やクリニックに足を運ばずに性病なのか確認し、
こう考える方も多いんじゃないでしょうか。そこで今回、性病(性感染症)の疑いが強いが病院へ行きにくい(行きたくない)という方に向けての緊急企画、
- そもそも自分で治せるのか?
- 自分で治す場合、市販薬で治るのか?
- また、意を決して病院を受診した場合、どういった流れが待っているか?
といった部分をできる限り詳しくお伝えしています。
検査~治療(治療薬の知識)という一連の流れをおさえておけば、ある程度の性病(性感染症)なら自分で治すことも可能。
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性病(性感染症)は避けられない!だからこそどうやって治すか知っておきたい!
人生楽あれば苦あり・・・と昔の人はいったものですが、
現代はまさに快楽あれば性病(性感染症)ありといえるほど性病が蔓延している状態。
梅毒をはじめ、性器クラミジアや淋菌感染症など、若い年代の感染者の増加傾向がいっこうにとまらないため、厚生労働省も注意喚起を促しています。
まずはこのグラフをご覧ください。
中でもここ数年で恐ろしいスピードで増えている梅毒などは、若い女性の場合、数年前にくらべ5倍の感染者というほど急増してるんです。こわっ!
また国内の主要性病(性感染症)の中でも感染者が断トツという性器クラミジアなど、18~20歳頃の女子の約10人に一人が感染中という現実。
もう性病(性感染症)はまったく他人事ではありませんね。※この年代がドストライクな管理人としても非常に悩ましい部分です。
つまり何が言いたいのかというと、
風俗好きでもない方、一般の男性や女性を相手にセックスしているだけでも性病(性感染症)に感染するリスクが十分にある
ということ。
また普通の挿入や生フェラ、クンニ、69というノーマルの行為だからって、まったく安心はできない!ということでもあるんです。
性病(性感染症)でも病院やクリニックに行きたくない!流れを知って不安を解消
そんな楽しいセックスライフと表裏一体なのが性病(性感染症)。
疑わしい相手と疑わしい行為が思い当たる場合、またはセックスから数日後に排尿痛や強い痒み、おりものの異常・・・といった明らかな性病の症状がみられる。
こんな場合、不安を払拭するためにもすぐに性病科クリニック、泌尿器科、婦人科を受診するのが最善なのは言うまでもありません。
ただ立場や状況は人それぞれ・・・
できることなら病院やクリニックに行きたくない!、完璧に性病(性感染症)なら仕方ないとして、微妙な段階では嫌だ!
という方もけっこういます。
管理人としても無理に病院やクリニックに行けとは言いませんが、最低限、性病(性感染症)に感染したかの有無だけは確認してもらいたいものです。
またに運悪く感染していた場合、どんな性病(性感染症)なのか?、そして進行具合はどの程度なのか?ということだけでも把握してください!
ということで、できることなら病院やクリニックに行きたくない方におすすめの4つのプロセスをまとめておきます。
【プロセス1】感染の有無を検査してみる
病名 | 特徴 | 症状 |
---|---|---|
梅毒 | 主に粘膜の小さな傷から細菌が侵入HIVとの重複多し 男性間でのアナルセックスでの完成率高し |
約3週間程度で感染部位に米粒~小豆大の硬くて赤いしこりができる |
性器クラミジア | 男女とももっとも感染者の多い性感染症 感染者ダントツ一位 |
尿道の炎症により排尿痛、女性の場合は不正子宮出血や下腹部痛、性交痛 |
淋菌感染症 | ここ数年で男性に急増中 喉からの咽頭淋菌も急増中 |
尿道炎から強い排尿痛、尿道から黄色い膿、女性はおりもの増加、頻尿、排尿痛 |
尖圭コンジローマ | 性器周辺にとがったイボが密集してできる | 性器~肛門にかけて鶏のトサカやカリフラワーのような薄茶色のイボが集中してできる |
性器ヘルペス | 一度ウイルスに感染すると潜伏し続け体調により発症を繰り返す。比較的女性に多い | 陰茎、亀頭に水疱~潰瘍、女性の場合は外陰に水疱、破れると激しい痛みで発熱や排尿痛も |
トリコモナス膣炎 | トリコモナスという原虫が陰部に感染して発症、主に女性が感染 | 膣炎や外陰炎を引き起こし、悪臭をともなうおりものと強い痒み |
B型肝炎 | 主に血液感染が中心だが性行為によっても感染することも HIVとの重複多し |
全身の倦怠感、食欲不振、黄疸という症状が一般的、中には症状がほとんどみられない方も多い |
このように、性病(性感染症)の種類によって症状はさまざま。
ただ厄介なことに、感染したものの自覚症状が長期間あらわれない性病もあれば、発症しても自覚症状が少なく気づかないケースもあります。
なので明らかな性病(性感染症)の症状の有無にかかわらず、少しでも怪しい場合は検査を行い感染の有無を確認する必要があります。
たとえば同じ尿道炎のような排尿痛や排尿時の違和感や、女性のおりものの色や粘度の変化でも、疑わしい性病(性感染症)は沢山あります。
残念ながら感染しているウイルスや細菌、原虫といった病原体を確認する方法はSTD検査以外に無いということをお忘れなく。
もし病院やクリニックに行かずに検査~治療という選択の場合、検査は保健所か郵送タイプの簡易検査キットの二択ですが、スピード、手軽さ、バレにくい匿名性から圧倒的に簡易検査キットがおすすめです。
https://sakaoclinic.jp/%e6%80%a7%e7%97%85%e6%a4%9c%e6%9f%bb%e3%82%ad%e3%83%83%e3%83%88%e9%81%b8%e3%81%b3/
感染が不明な期間はセックス厳禁だよ!
感染の有無を確認するまでは、絶対にパートナーはもちろん、行きずりの相手ともセックス(フェラ・クンニももちろん)は厳禁!
仮に性器クラミジアだった場合、約5割、淋菌感染症の場合、約3割の確率で相手を感染させるほど強力なんです。
ムラムラきても、ハッキリするまでセックスは控えておいて下さいね!
たいていの簡易検査キットなら申込み~検査結果の確認まで1週間以内。
検査結果で感染が無いようならば翌日からガンガンにヤリまくれますから、この期間だけは我慢してくださいね!
【プロセス2】感染していた!正しい知識を身につけパートナーに報告!
検査によって運悪く何らかのに性病(性感染症)が確認された場合、まずは性病(性感染症)の知識を身につけ、自分の症状や進行具合を把握してください。
で、この時点でパートナーのいる方は性病(性感染症)について報告し、パートナーにも検査を受けてもらった方がいいと思います。
完全なレスの夫婦・カップルは別として、しっかりとコンドームを着用して挿入していても、挿入無しでフェラやクンニしか行っていない場合でも、正直かなりの確率でパートナーにも感染しています。
性器クラミジアや淋菌感染症の場合、女性の自覚症状が極端に少ないため、男性→女性に感染させた場合、本人も気づいていないケースも多いです。
なのでわざわざ報告する必要ないのでは・・・と考える方もいますが、自分が完治してもパートナーが感染していれば必ず戻ってきます。
それよりも女性の性器クラミジアの症状が悪化した場合、最悪は不妊症や流産の原因におつながりかねません。
もしパートナーに打ち明ける勇気がない・・・という場合、以下のページでも詳しくお伝えしています。打ち明ける前にこちらも参考にしてください。
【プロセス3】症状に合った治療薬を服用し、経過を観察する
簡易検査キットによってに性病が特定できたら、次の段階は性病について知識を深め、効果のある治療法を知ること。
今回のように自分で治療薬を購入し直したいという方は治療薬の種類や購入方法、医師の受診が本当に必要無いのか?という部分をしっかりと判断してください。
また、一定期間にわたり治療薬を受けたものの一向に症状が改善されないケース、悪化しているケースもあります。
おそらく治療薬が合っていない、または病原体が薬の耐性をもっている可能性もあります。
最近では治療薬に耐性のある淋菌感染症なんかも話題になっていますね。あの類も要注意です。
本来は効果のあるはずの抗生物質や治療薬が効かない性病の場合、諦めて素直に病院やクリニックへ足を運んでください。
使用していた治療薬を医師に告げ、使用期間、症状の変化を伝えることで先生が新たな治療方法を提案してくれるはずです。
というわけで、参考までに主要な性病の治療法と治療薬について個別にまとめておきます。治療薬選びの参考にしてみてくださいね。
クラミジア
国内の性病においてダントツの感染者数、性病全体の約半数ともいわれるクラミジア感染症。以下のグラフをご覧ください。
最近では若い年代を中心に生フェラやクンニ、シックスナインが定番化していることもあり、咽頭から感染するクラミジアも急増中です。
基本的にクラミジア感染症の場合、アジー(アジスロマイシン)が治療薬として一般的です。約1週間から10日程度で治療が可能です。
淋菌感染症
先ほどのクラミジア感染症と同じく、淋菌感染症にもアジー(アジスロマイシン)が有効です。
またセフトリアキソンやセフォジジムとの抗生物質も用いられるケースもあります。
淋菌感染症については以下のページでわかりやすくまとめています。淋病の疑いが強い場合は以下も参考にしてみてください。
トリコモナス膣炎
セックス以外の感染経路でも有名な膣トリコモナス症の治療には主にメトロニダゾールという治療薬が有効です。
服用しすぐに症状が改善するケースが大半ですが、トリコモナス膣炎の病原体やトリコモナスという原虫、完全に死滅するまで一定期間の服用が肝心となります。
カンジダ膣炎
性器カンジダの場合、通常は抗真菌剤が含まれた軟膏かクリームを患部に塗り込みます。女性の場合膣剤を挿入しするケースや飲み薬というケースもあります。
女性の約二割が経験する性病(性感染症)として、誰でも一度は不安な経験があるはずです。セックス以外でうつるケースも多いですね。
自分で治療するにせよ、クリニックを受診するにせよ、カンジダの可能性が高い場合は以下のページもご覧ください。
性器ヘルペス
亀頭周辺や膣の周囲に赤いブツブツ、水疱がたくさん生じる性器ヘルペスは、初めて感染した場合症状は重く周囲のリンパを貼らせ歩行が困難になることも。
性器ヘルペスに感染した場合、約8割の方が1年以内に再発するというデータもあるので要注意の性病(性感染症)のひとつ。
主な治療薬はアシクロビルやバラシクロビルといった抗HSV薬。注射もしくは軟膏やクリームを患部に直接塗り込み治療を行います。
以下のページでも詳しく解説していますが、性器ヘルペスや口唇ヘルペスは持続感染型の性病。症状は1~2週間で収まるもののウィルスを完全に取り除くことは不可能。
体調管理を徹底し、ヘルペスウィルスが暴れ出さないように注意すること、発症する予兆を感じたら早めに治療薬を用いることがポイントです。
自分でヘルペスを治す場合、ゾビラックスやバルトレックス等の市販薬が定番とされています。
梅毒
以下の記事でも詳しくお伝えしていますが、ここ数年で爆発的に感染者が増え続けている梅毒。
特にアナルセックスを行っている男性感同士や、女性の場合若い年齢層の感染者が急増しています。
梅毒の治療には通常、ペニシリンという治療薬を用いられ、ほかの性病に比べ比べ治療期間は長期間を要します。
また段階的に症状が進むのも特徴で、悪化すると脳や臓器まで影響が及び、通常の生活が困難になります。
よって明らかに梅毒の初期段階というケースを除き、自分で直そうとせずに、早めに医師を受診し医師の判断のもと治療を行うほうが賢明です。
尖圭コンジローム
性器周辺にカリフラワー状、とさか状にイボが密集する尖圭コンジローム。
初期段階であればブレオマイシン軟膏やアルダラクリーム(国内ではベセルナクリーム)、イミキモードクリーム等で治療が可能です。
とはいえ、尖圭コンジロームの症状によっては液体窒素による凍結療法や炭酸ガスレーザーによる蒸散といった外科的切除が必要なケースもままあります。
また数年前まで減少傾向だった尖圭コンジローマですが、ここ数年で再び増加傾向という意味では要注意の性病(性感染症)ですね。
いずれにせよ、症状がある程度進行している尖圭コンジロームの場合、自己判断で治療せず、クリームや軟膏で治療可能レベルかどうか、性病科や泌尿器科のクリニックを受診されることをおすすめします。
【プロセス4】治療期間が終了し、症状が改善したのを見計らい再検査!
基本的に国内では処方箋を必要とする性病(性感染症)の治療薬が大半ですが、今では非常に便利になりました。
個人輸入系のネット通販で簡単にスマホやパソコンから性病の治療薬を購入することが可能です。
初期症状や軽度の性病(性感染症)の場合、1週間から10日程度で適切な治療薬を継続すれば改善が期待できます。
ただ注意しておきたいことも!
症状がおさまった段階で、「性病を克服した!」と油断される方も多いようですか、病原体が完全に死滅したのか必ず再検査してください。
性病によっては一時的に症状がおさまるもののウィルスや細菌が体内に潜んでいるケースもあります。
生き延びたウイルスや細菌は過労や体調不良、生理前後といた暴れだすチャンスを体内でひっそりと伺っています。
症状が改善されたから完治したわけではありません。再検査を行い病原体が全て死滅したことを確認して始めて完治となります。
症状が改善しても完治したわけじゃない!
もちろん再検査を行えば手間もかかるし費用もかかります。そのため、大丈夫だろう…と決めつけて放置してしまう方が多いのも事実。
結果、生き残った細菌やウィルスが数ヶ月後に暴れだし、症状が再発・・・という方も少なくありません。
性病検査は治療の前と後で必ずセットで2回行う!ということを肝に銘じておきましょう。
性病検査で性病科、泌尿器科、婦人科を受診し時の流れ
もし性病に感染していても、できれば自分で治したい!
という方の中には、
『病院を受診した場合、どんな検査や治療を行うのか分からないため不安だから嫌!』
そんな理由で行きたくない人もけっこういますね。
そこで性病に感染して病院やクリニックを受診してからの一連の流れをまとめておきます。
1.問診票の記入
普通の病気と同じく、性病で病院やクリニックを受診した場合も最初にやることは同じです。必ず問診票を書かされますので主に・・・
- 現在、どんな症状がみられるのか
- その症状はいつごろから始まったのか
- 体のどの部分に往生が出ているのか
といった部分を詳しく記入します。
2.診察開始
診察が始まれば、普通の病気と同じように医師の問診、幹部のチェックへと進みます。
必要に応じて原因と考えられる疑わしいセックスやオーラルセックスがいつ頃、どんな状態で行われたのかを多少詳しく聞かれるケースもあります。
ただたいていの性病科や泌尿器科、婦人科であれば、患部の状態からおおむね性病の種類も特定できます。根ほり葉ほり聞かれるわけでは無いのでご安心ください。
3.具体的な病原体の検査
患部の状態をチェックされ、ある程度感染している性病が特定できた段階で、いわゆる性病検査の段階。
男性であれば亀頭や陰茎、女性であれば膣内に綿棒おいで軽くこすり分泌液を採取。
また咽頭クラミジアや咽頭淋菌の可能性が強い場合、同じように喉の粘膜に綿棒をこすり採取、またはうがい液から検査する方法もあります。また必要に応じて血液検査も行います。
4.薬の処方
診察が終わり各項目の検査が終われば、とりあえず受診は一段落。
明らかな性病の症状がみられている場合、症状の悪化を抑えるための治療薬が処方されます。検査結果のでるまでの数日間は治療薬を継続し様子を観察します。
5.検査結果の確認と治療方針の決定
通常は数日後に検査結果が確認できます。
診察時に予想していた性病だった場合、仮にクラミジア感染症や淋菌感染症といった性病であれば処方された治療薬でかなり改善されているはず。
治療方針も大きく変わらないため1週間から10日程度しっかりとその治療薬を服用し続けることで治療は終わります。
必要に応じて、治療後に再検査を行うパターンもあり。
大切なのは性病(性感染症)の事実確認とスピーディな治療!
以上、病院に行くにしても自分で治すにしても、性病の症状に気づいたら、いち早く感染の有無を確認する!
検査が遅れれば治療のスタートもどんどんズレこみます。結果、性病が慢性化したり深刻化するのでスタートの瞬発力が大切なんですね。
もちろん当サイトとしては、素直にクリニックに足を運ぶことを推奨しますが、皆さん事情もありますよね・・・病院で検査しても自分で検査してもいいでしょう。
自己責任ではありますが、ご自分で判断してください。
もちろん早期に検査を行い、性病(性感染症)の種類を特定して早期に治療薬を服用すれば自分で治せるケースも多いです。
いずれにせよ、素早く行動し性病(性感染症)の事実確認を済ませ、必要とあらば素早く治療を開始する!この一連の流れが大切だと思いますよ。
検査や治療の方法はケースバイケース!大切なのはすぐに対応する行動力!
逆に管理人からいわせてもらえば、性病(性感染症)かもしれないけれど様子をみよう・・・とズルズル引き延ばすタイプ。
こんな先延ばしタイプの場合、大切なパートナーにも感染させるリスクが高い上、性病(性感染症)の種類によっては症状が悪化。
最悪の場合、ステージが上がってしまい、治療期間も治療費用も格段に上がります。要注意ですね。
自分だけ性病(性感染症)を治しても終わりじゃない・・・二人で完治する!
最後になりますが、病院やクリニックへ行くにせよ、自分で治療を行うにせよ、特定のパートナーがいる方は必ず事情を報告し、同時に検査~治療を行ってください!
自分だけ完治してもパートナーが感染したままでは、かならずピンポン感染します。二人で今後も楽しいセックスを続けるためにも、勇気をもって打ち明けてください。