「肉割れの赤い線はいつまで残るの?」
もしかすると肉割れの赤い線が消えずに不安な人も多いのでは?
本記事では、今現在、肉割れや妊娠線がピンク色、赤・赤紫色の人にむけ
- なぜ肉割れ・妊娠線が赤い状態なのか!?
- 気になる赤いままの肉割れ・妊娠線に効果的なケア
をわかりやすく徹底解説。
完璧に消し去るのは厳しいものの、少しでも薄く目立たない状態に改善したい方は必見ですよ。
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肉割れの赤みは時間とともに白く変化するもの
最初はチリチリした痛み、むず痒い感じの肉割れの前触れが続き、気がついたら赤紫色やピンク色、ときには茶色っぽい肉割れに…。
その後、時間が経過すると白く光った感じの質感、または稲妻型にボコボコした肉割れに変化するのが一般的な流れです。
つまり肉割れが発見されてから数ヶ月以内ならば赤みが残っているのが普通。時間をかけて薄く白く変化するのでまったく問題ありません!
…というか普通の流れだと思いますよ。腰回りや太ももにできた肉割れ線が3ヶ月以上が経過しても普通に赤紫色してたと記憶しています。
もしかしたら表皮にできた切り傷や擦り傷なんかと比べているのではないでしょうか?
表皮上にできる通常の傷と違い、肉割れとか妊娠線は真皮層や皮下組織で起こる裂傷です。通常の表皮の傷より何倍、いや何十倍も時間がかかるわけです。
自然治癒力がとっても低いのが真皮層や皮下組織の特徴でもあるのです。
時間はかかるけど、確実に赤みは引いて白く目立たなく変化するので、その部分はご安心下さい。(参考:肉割れが赤い、赤紫色の場合は治療すべき初期段階)
なぜ肉割れは赤みの強い線から白く凸凹した線に変わるのか?
当サイトでは肉割れや妊娠線のメカニズムについて、各個別ページで解説していますが、今回の検索ユーザーさんのためにもう一度説明しておきます
まず初期の赤紫色やピンク色、茶色っぽい肉割れ線。
これは真皮層や皮下組織とよばれる表皮の内部で起こった亀裂や断裂、ヒビ割れが菲薄化した表皮から透けて見えている状態といえます。
赤みのある部分や茶色っぽい部分は、真皮層や皮下組織の亀裂から毛細血管がみえているため、こういった色が目立っているわけですね。
ですが通常は、数週間~数ヶ月が経過して菲薄化した表皮も厚みを取り戻し、真皮層や皮下組織の亀裂やヒビ割れも徐々に回復し、傷跡を閉じてきます。
その際、再生された肉割れ部分は他の部位とは細胞の密度が違ってくるわけです。この細胞密度の違う部分が白く光った質感、凸凹した質感として体に残るといわれています。
たいていは1~2ヶ月で赤みがひきはじめ、半年~1年程度で白く凸凹した肉割れに変化するのが一般的なようです。
もちろん個人差も大きいのでそれ以上も赤みがひく方も稀にいるかもしれません。
肉割れが赤い時期が肉割れケアのチャンス
というわけで今回のような 「肉割れ線 赤いまま」といった方も、3ヶ月、半年も経てばしだいに白く光った質感の肉割れに変化するはずなので、その部分はとくに心配する必要無いと思います。
逆に肉割れケアの面では有利…だと編集部は考えています。
というのも、肉割れや妊娠線といった線状皮膚萎縮症とよばれる症状は、初期の赤みのあるタイミングで適切なケアを行うことが非常に大切だといわれています。
肉割れや妊娠線も表皮の出血はともないませんが、ある意味、真皮層で起こる裂傷の一種ですよね。なので通常の傷と同じで受傷後の初期の治療が後々の傷跡を大きく左右するわけです。
その反対に、残念ながら放置期間が長かった肉割れや妊娠線の場合、綺麗に解消できないだけでなく、回復には非常に長い年月がかかるともいわれています。
このタイミングを逃すと肉割れ痕が綺麗に治らないかも…
つまり現時点で赤みが引いていないなら、まだ綺麗に治りやすい状態…とポジティブに考えることもできるのではないでしょうか?
肉割れケアについては、こちらの記事、肉割れを自力で治すには!自然治癒の難しい肉割れ・妊娠線の自宅ケアでも詳しく解説していますので、一日でも早くスタートされることをお勧めします。
肉割れ予防ケアと違い、保湿メインのケアではできてしまった肉割れを消し去ることは難しいといわれています。
保湿クリームやミネラルオイルでコマメに保湿することも大切ですが、何か肉割れや妊娠線のアフターケア・クリームを1つ用意しておいた方が良いかもしれませんね。
個人的にはどの商品でも構わないと思います。
自分の肌質に合ったもの、塗り心地に不快感の無いもの、合う合わないもあるので1ヶ月程度の少量単位で販売されているもの。こういった条件に合った専用クリームを探してみるのが良いかと思います。