「痩せてるのに肉割れができた!」
「肉割れって細い人にもできるの?」
もしかすると、痩せ型なので肉割れなんてできないと油断していませんでしたか?
肉割れ・妊娠線というと世間では 「ぽっちゃり・ふっくら」した女性にできるイメージが強いですが、じつは太っている人だけにできるわけではありません。
本記事では肉割れ・妊娠線の仕組みを紐解きつつ、痩せてるからといって肉割れができないワケでもない理由をわかりやすく解説します。
結論からいうと、肉割れのできる確率と体系は大きく関係していますが、それ以上に
- 急激な体系の変化
- 伸縮性の乏しい肌質
- 基礎代謝の低下
この3つが大きく関係しています。痩せているのに肉割れができた方は基本から勉強して早めのケアを始めてみましょう♪
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皮膚が乾燥していれば痩せている人も肉割れになる!
自分は痩せているので肉割れなど無縁…と油断している方も多いようですが、残念ながら肉割れは痩せている方にも普通にできます。
以下、その理由をくわしく解説します。
皮膚の拡張に耐え切れず真皮が断裂した状態
まず肉割れができる仕組みを少し説明しておきますが、肉割れが起こるには大きく2つの条件があります
ひとつは短期間での急激な体型や体重の変化、つまり過激なダイエットや激太りといったこと。
これは肉割れが起こる表皮の奥の真皮を中心とした皮下組織や皮下脂肪が、急激な皮膚の拡張に耐えられなくなって裂けるためです。表皮ほど弾力や伸縮性の無い真皮は伸びる限界を超えてしまうと…
このように簡単に裂けて断裂してしまいます。
そしてもうひとつは真皮や皮下組織が乾燥状態なこと。
そもそも肉割れのできやすい部位とよばれるお腹周りやおっぱい(胸)、お尻、太もも、二の腕は皮脂量の少ない部位のために、普通に保湿してもすぐに水分が蒸発して乾燥してしまいます。
当然ながら真皮や皮下組織が乾燥すると、弾力や伸縮性が失われ硬くなり断裂しやすい状態になってしまいます。
つまり 細くてスリムな方でも真皮や皮下組織の乾燥状態によってはちょっとした体型の変化で肉割れができるということです。
皮下脂肪が多い人は肉割れの可能性が高い
また肉割れができるかどうかは皮下脂肪の量にも左右されるといわれています。
女性にとって皮下脂肪は大切ですが、必要以上に皮下脂肪が多いと肉割れにつながるので注意が必要です。皮下脂肪も真皮や皮下組織のように厚みがあって伸縮性や弾力性が低い部分です。
したがってちょっとした体型の変化でも断裂しやすい部分です。お腹周り、胸(おっぱい)、お尻、太ももと肉割れができやすい部位が皮下脂肪の多い部分ということを考えてみれば分かりますね。
そういった意味では細く痩せた人よりもぽっちゃり体型やふっくらした人の方が肉割れにはなる確率が高いといってもよいかもしれません。
ですので肉割れ予防の面でも、皮下脂肪の多いタイプの方は、適度な運動や食生活の見直しで無駄な皮下脂肪を燃焼させておくことも効果があるでしょう。
痩せていても筋肉質の女性が肉割れに注意
皮下脂肪の多い肥満型のタイプも肉割れになりやすいですが、一方で痩せた筋肉質の方も同じように注意が必要です。
というのも細く筋肉質な人はぽっちゃり体型の人よりも皮膚が薄く、伸縮性や弾力性が低いパターンが多いためです。
皮膚が薄いということは保湿しやすい反面、保湿が長続きしません。水分が蒸発しやすいので真皮や皮下組織は乾燥しがちなはずです。
また筋肉質の方はちょっとした運動でも効率よく筋肉が生成されるために、筋肉によって皮膚が拡張し、対応できずに肉割れが起こるケースもあります。
男性によくある筋トレが原因の肉割れのような状態になりやすいとも考えられます。
体重が増えたと感じたら早めの肉割れ予防を!
このように痩せていても太っていても肉割れが条件しだいでは誰にでも起こるものです。
急激に体型や体重が変化した時が、もっとも肉割れのできやすいタイミングです。それを考えたら太っている人よりも、細く痩せている人の方が肉割れのリスクは高いかもしれません。
そして肉割れ予防に比べ、できてしまった肉割れを解消することは本当に大変だし時間のかかることです
そうならないためにもできるだけ体重や体型のコントロールしておきましょう。もし体重や体型の変化の必要がある場合でも半年~1年間単位で、ゆっくりと変化させてあげましょう。
それだけでなく万が一の体型の変化にも対応できるように、肉割れのできやすいお腹、お尻、おっぱい、太もも、ひざ裏といった部位、他にも皮下脂肪の多い部位は普段からコマメに保湿してあげることです。
肉割れ予防の基本は保湿と弾力の維持
では理想的な肉割れ予防とはどんな肉割れケアなのか、具体的にいくつかご紹介しておきます。
まずは自分の肌質に合った保湿力の高いクリームやオイルを用意しましょう。入浴後のお肌の柔らかいタイミングでマッサージをしながら使用するのがベストなので、できれば滑りの良いもの、伸びがよくベタつかないものがおすすめです。
詳しくは肉割れ解消のマッサージについてのページで紹介していますが、保湿しながらクリームやオイルで膜を作って上げるイメージで優しく擦るようにマッサージして下さい。
この時、力の入れ過ぎに注意してください、これはコリや疲れを解消するマッサージではありません。あくまでも真皮や皮下組織を柔らかくし、弾力や伸縮をアップさせるためのマッサージです。
このように優しく擦るようなマッサージは血流やリンパの流れもスムーズにさせます。不要な水分や体に溜まった老廃物や毒素も排出できるので、むくみ解消や冷え性改善にも効果があるので、リンパマッサージをかねて行ってみるのもよいでしょう。
コラーゲンとビタミンCが肉割れを予防する
また保湿クリームやオイルは自分に合った商品であれば何を利用しても構いませんが、ネット通販や口コミサイトで人気の肉割れ専用のクリームを選んでみるのもひとつの方法です。
ドラッグストアで購入するクリームよりも幾らか高額ですが、コラーゲン繊維を強くするためのビタミンCを多量に含んでいるために、効果が大きいといわれています。
体内でコラーゲン繊維を生成するために必要なビタミンCはそのままでは浸透しづらいものです。
そういったビタミンCをビタミンC誘導体というカタチで浸透しやすく配合している商品もあるようです。そんな効率的な肉割れクリームはひとつ用意しておいても便利かもしれませんね。
まとめ
以上、太ってないのに肉割れができちゃった方・瘦せ型なのに妊娠線ができてしまった方にむけ、「肉割れと体系の関係」「体型だけじゃない肉割れのできる条件」など解説しました。
現在、肉割れができてしまった方の多くは皮下組織の柔軟性が乏しく今後も肉割れができやすいタイプかもしれません。運動や食生活を見直し、不安な場合は保湿クリームや肉割れ予防ケアクリームで未然に防ぐことも大切です。
本記事があなたの肉割れ改善のお役に立てれば幸いです!